今回は、移動平均線について、お話ししたいと思います。
・移動平均線とは?
一定期間の株価の終値の平均値を繋ぎ合わせた、折れ線グラフの事を言います。
株でよく使われる移動平均線には、3タイプあります。
①5日移動平均線
②25日移動平均線
③75日移動平均線
・どのように描かれるのか?
図の下の部分には、株価の終値を表しています。
例えば、一日目の株価の終値は330円、次の日は320円を表しています。
実際に書く時は、まず基準日を決めます。
真ん中を基準日にして、過去5日間の終値を全部足し、平均値を出します。
今から描こうとしているのは、5日移動平均線になります。
この場合は、344円になりますので、チャート上の該当する値段のところに点を打って下さい。
打つ場所は、基準日のローソク足に沿ったところになります。
次の日を基準日にした場合は、そこから5日間の終値に基づいて平均値を出しますので、同様の計算をしていきます。
これを繰り返していき、点を線で結ぶと完成します。
25日移動平均線の場合は、過去25日間を遡って計算します。
75日移動平均線も、同様です。
・3つとも使わないといけないの?
重要な移動平均線は1本だけで、よく使われるのは75日移動平均線になります。
なぜなら、株価は75日移動平均線に対して、一定の性質を持っているからです。
性質が分かっていると、75日移動平均線に株価が近づいた時に、株を買うと良い事が分かります。
これからは、75日移動平均線を見て、株の売買をして頂きたいと思います。

株の学校123事務局

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