株は値上がり益であるキャピタルゲインの他、配当であるインカムゲインによる利益を狙うことができます。
しかし、それ以外にも狙えるものがあります。それは、株主優待です。
株主優待は、それを目的に取引する人もいるほど、株式投資における注目ポイントの一つになっています。
今回は、株主優待目的で株を買う際のポイントや、コツを解説します。
また、注目の株主優待の実例についても紹介します。
目次
株主優待の買い方のコツ
株主優待は、株式投資における特徴の一つになっています。
「月曜から夜更かし」というTV番組で一躍有名になった元・将棋棋士の桐谷さんが、株主優待のみで生活していることが取り上げられ、株主優待に注目が集まりました。
この番組を見て株主優待に興味を持ち、株の取引を考えた人もいるのではないでしょうか?
株主優待は非常に魅力的ですが、全ての銘柄で株主優待を実施しているわけではないので、株主優待を目的として株を取引するのであれば、まずは興味のある銘柄に株主優待があるかどうかをチェックする必要があります。
また、株主優待が目的とはいえ、あくまで株です。そのため、買った時よりも株価が下がることもあり得ます。そのことを念頭に置いた上で、株主優待を実施している株を買いましょう。
株主優待を実施している企業の銘柄には、株主優待目的で取引している人の多くが株を手放すタイミングがあります。それは、「権利落ち日」と呼ばれるタイミングです。
株主優待をもらうには、「権利付き最終日」となる日に、株主優待をもらいたい企業の株を必ず持っておく必要があります。
どんなに長くその株を保有していても、権利確定日以前に手放してしまうと、株主優待がもらえなくなってしまうのです。
そうならないためにも、権利確定日を必ず確認しておく必要があります。
権利確定日の翌日が、先ほど書いた権利落ち日になります。前日に株主優待がもらえる権利が確定したため、権利落ち日が到来したと同時に、早々に株を手放す人が多いのです。
そのため、権利落ち日は、株価が下がりやすい傾向にあります。
この権利落ち日に株価が下がったタイミングで、株を購入しておくと良いでしょう。
というのも、権利確定日が近づいてくるにしたがって、株主優待を狙った買いが入るため、その銘柄は上昇しやすくなります。そのため、権利確定日付近での購入は避けた方が賢明です。せっかく権利が確定したにも関わらず、高値づかみをしてしまい、権利落ち日に株価が下落すると損することになってしまいます。権利が確定し、売る人が増える権利落ち日に買った方が、お得に買える可能性が高くなります。
もちろん、その会社の決算発表時等で思わぬ悪材料が出れば、権利落ち日に購入した株価を下回る水準まで株価が下がることも考えられます。
そのため、権利落ち日で買えば、その後は必ず株価が上がるわけではない、ということは心に留めておきましょう。
注目の株主優待は?
株主優待には様々なものがあります。ここでは、人気のある株主優待を紹介します。
紹介している株主優待は、2018年現在のものになります。
会社によっては、優待の内容を変更したり廃止する場合もあるかもしれませんので、注意が必要です。
オリックス(8591)
オリックスの株主優待は、3月と9月に実施されます。100株以上保有している必要がありますが、全国各地の同社の取引先企業の商品や、オリックスグループの野球観戦やゴルフ場で利用することのできる優待券などを、カタログの中から1つ選んでもらうことができます。
なお、AコースとBコースの2種類があり、Aコースは3年以上継続してオリックス株を保有する株主が対象、Bコースはオリックス株の保有期間が3年未満の株主が対象となります。
また、9月には、株主カードがもらえます。こちらは、オリックスグループが提供するサービスを割引価格で受けられる、というものになります。
日本マクドナルドホールディングス(2702)
日本マクドナルドホールディングスでは、6月と12月にマクドナルドで使えるお食事券がもらえる株主優待を実施しています。
もらえるお食事券の冊数は、100株以上で1冊、300株以上で3冊、500株以上で5冊となっています。
ライオン(4912)
ライオンは、12月に株主優待を実施しています。同社の株を100株以上保有すれば、ライオン製品の詰め合わせを株主優待としてもらえます。
これ以外にも、株主優待を行っている会社はたくさんあります。
今回紹介したものは、生活に役立つ商品を提供している会社の株主優待ですが、他にもユニークな株主優待を実施している企業がありますので、興味があれば調べてみると良いでしょう。
まとめ
今回は、株主優待を実施している会社の株を買う際のポイントと、実際に行われている株主優待の例を紹介しました。
株主優待を受けられるのは、株ならではです。株の値上がり益によるキャピタルゲインや配当によるインカムゲインも株の魅力ですが、株主優待も魅力的ですよね。
もしも株主優待に興味があるなら、株を買うタイミングには気を付けましょう。なぜなら、株価は変動するからです。
高い時に買ってしまうと、株主優待はもらえても、キャピタルロスが出てしまいます。
そうならないためにも、値下がりするタイミングをしっかり見極めて、安い時に買っておきましょう。
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株主優待は、ある決められた1日だけ保有すればもらえます。
実はこれを知らない方が結構多いんです。
それが「権利付最終日(けんりつきさいしゅうび)」です。
基本的には月末営業日の2日前がその日にあたります。
そして、その翌日を「権利落日(けんりおちび)」と言います。
このアプリは、つなぎ売りを自動的に行います。
つまり、権利付最終日に両建てで通過させ、
権利落日に両建てを品渡しで決済する仕組みです。
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トーク画面に8341と入力してください
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株の学校123事務局

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