みなさんお世話になります。
株の学校123の講師の大場です。
本日の動画でもよろしくお願い致します。
今回の動画では、成行注文、指値注文、逆指値注文という3つの株の注文方法の中の、成行注文について解説していきます。
成行注文とは、値段を指定しない注文方法で、注文を入れた翌日、最初(寄付)に付いた値段(始値)で買うことが出来る注文方法です。
この2つがポイントです。
この注文方法では、指値注文や逆指値注文と違い、注文を入れてしまうといくらで買えるか分かりません。
次の日の株価が方向線の下から始まったとしても、その値段で買いが約定してしまいます。
逆に、翌日方向線の上で前日よりも高く始まってしまった場合も、その金額で買いが約定してしまいます。
このように、いくらで買えるか分からないのが成行注文なので、基本的に123で買いを仕掛ける時は使いません。
方向線から離れたところで買ってしまうと、もしもロスカットになってしまった場合、損失が大きくなってしまいます。
何よりも大きく負けない技術の根本として123のルールでは、上向きの方向線を抜けたら買い、割り込んだら売りです。
このルールをシンプルにやっていけば、大きく負けることはありません。
ですからいくらで買えるか分からない成行注文は、大きなリスクになってしまうのです。
次に成行注文の売りをご説明します。
売りの場合も同じように、値段を指定せず注文を入れた翌日、最初(寄付)についた値段(始値)で売ることが出来る注文方法になります。
成行の場合、確実に売ることができますが、買いと同じように、値段を指定できないことがデメリットになります。
ただ売りの場合は、どうしても逃げたい時は成行注文でもいいと思います。
このように成行注文は買いでは使わない方がいい注文方法です。
なぜなら、いくらで買えるか分からないからです。
売りの場合、どうしても逃げなければいけない時には成行注文でいったん売って逃げるという使い方があります。
つまり、成行注文はロスカットの場合にだけ使う注文方法だとおいことを覚えておいて下さい。
それでは、今回の動画はここで終わりたいと思います。
みなさん、これからもトレード頑張っていきましょう。

株の学校123事務局

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