今回は、株の注文方法の中でも、”成行注文”について解説したいと思います。
前回の動画で、3つの注文方法があるというお話をしました。
・成行注文(買い)
ポイントは、2つです。
これは、値段を指定しない注文方法になります。
注文を入れた翌日、最初(寄値)についた値段(始値)で買うことができます。
例:次の日に株価が方向線を下回った場合は、買いが約定します。
次の日に、株価が方向線を上回った場合は、前日よりも高い価格で買いが約定します。
株の学校123では、買いを仕掛ける時は、基本的に”成行注文”は使いません。
なぜなら、いくらで株を買えるのかが分からないからです。
・成行注文(売り)
これは、値段を指定しない注文方法になります。
注文を入れた翌日、最初(寄値)についた値段(始値)で売ることができます。
やはり、いくらで売るのかが分からないという事がデメリットになります。
しかし、とにかく逃げたいという場合は、成行注文でも良いと思います。
例:前日に方向線を割り込んでおり、翌日に株価が方向線を下回りそうな場合は、成行注文をする事で逃げます。
翌日、方向線を割り込まずに、上から始まった場合も、売りが約定します。
成行注文を使ってトレードしても良いですが、基本はロスカットの時に使う注文方法だと考えて頂ければと思います。

株の学校123事務局

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