櫻井英明の『独舌インタビュー』~第二回~

こんにちは!広報の河野です!

今回の広報レポートでは皆さんお楽しみの第二回櫻井英明さん特別ページ

櫻井英明の『独舌インタビュー』です!!

今回も河野の疑問をズバリ!お答え頂きましたよ★

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河野:今日は宜しくお願いします!

櫻井:はい、宜しくお願いします。

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写真:123のスペシャルアンバサダー!アナリストの櫻井英明さん。

河野の疑問その1

◎今週のニューヨーク・日経平均の動きはいかがでしょうか?

櫻井:今ギリシャ問題とかポルトガルとかsell in may go away はどうなんだとかいろいろ騒がれてるでしょ?

河野:はい、そうですね。

櫻井:でも実質俺が影響してるんじゃないかと思うのは、アメリカの6月の金融緩和の廃止。 

河野:金融緩和の廃止ですか?

櫻井:これが本当にそうなったら、借入れしている企業に締め付けが起こりアメリカの景気は後退する。アメリカが後退するという事はNYダウも下がってくる。世界の市場にも影響する。NYダウが下がれば当然日経平均にも影響してくる。
だからそうなったらきついよって。そうなったらきついよという気持ちの現れなんだよ。この下げは。というより「その後をしっかりやれよ」という催促かな。

河野の疑問その2
◎sell in may go awayは生きているのでしょうか?
櫻井:だからこの下げは投資家のもうきついよという気持の現れでもあり催促でもある。だからsell in may go away自体は生きていない!


河野の疑問その3
◎ギリシャ問題が関係しているのでは?という声が多いようですが、櫻井さんはどう思いますか?

櫻井:全く関係ないとまでは言わないにしても、それは今相場が下がっている事に対しての理由づけだよ。
世界のマーケットに対してギリシャってそんなに大きい規模じゃないんだよ。

河野:そうなんですか?

櫻井:そうだよ。だって、日本のGDP480兆円に対して、ギリシャのGDPは20兆円ぐらいなんだよ。

河野:えー!そんなに違うんですか?

櫻井:そうだよ!(笑)
だから、ギリシャの市場が傾いても世界の相場の大きな暴落に繋がるとまではいかないだろう。
そりゃEUとかにはあるよ。ユーロだからね。あとは為替には結構影響あると思うよね。

でも、株にすごく影響するかっていうと、そこまで影響しないと思う。
世界のマーケットに大きな影響をもたらすのは、アメリカ!

 河野の疑問その4
◎5月が下がり、6月に上がるという動きが例年あるようですが、今年も6月は上がっていきそうですか?

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写真:今日もスパッと明快にお答え頂いています! 

櫻井:そもそも何で6月が上がるって言われてるか知ってる?

河野:ヘッジファンドなんかは5月に締めがあって持ち株を全部クリアにしちゃって、6月からまた仕込み始めるから・・ではないですか?

櫻井:運用会社なんかは3月締めの4月スタートなんだけど、売買計画を立ててまず会社に上げるじゃん。
それでまず決済が下りて、それで動き出せるようになるのが大体6月なんだよな。
だから6月は比較的買いも入るし株価が上がってくるんだよね。

河野:なるほど~!

櫻井:あとは外国人投資家はどう考えてどう動くのかっていうそれをよく考えた方がいいよね。

 
河野の疑問その5
 ◎外国人投資家の動きは今後買いに向かう気配はありますか?

櫻井:むしろもう買いに入ってきてるじゃん。28週間も連続で現物株を買い越しなんだよ。
 
河野:そうなんですか?
 
櫻井:買い越しだったけど、先物も含めてみると売り越しになるんだよ。
だから、先物は見た方がいいんだよ。しかも分足ね。123の講師とかも見てるんじゃないの?
だってデイトレやってるでしょ?
 
河野:はい。そうですね。確かに見ていたかも・・
 
櫻井:そうだろ?だから必ず先物を見る。デイトレは特にそうでしょ。
 
河野の疑問その6
◎外国人投資家の動きと日経平均への影響は今後ありますか?

櫻井:あると思います。俺の言うあると思うって%で言うとどれくらいだと思う?
 
河野:え!ん~・・(考えても解らず)・・50%ぐらいですか?
 
櫻井:70%。何で70%かっていうと今の日本の市場で売買している投資家の67%が外国人投資家なんだよね。
河野:確かに!そう聞きますね。
 
櫻井:だからもし外国人投資家が撤退なんてしてみ?日本の市場は倒れちゃうよね。
 
河野:そうですね・・恐ろしいです。
 
櫻井:だから影響ないわけがないよね。
でも、それだけ日本株が現状外国人投資家にも買われているっていう事は日本もまだまだ捨てたもんじゃないって事なんだよ!部品の技術なんかにしても、外国で同じ技術の物作れって言ってもさ、無理なんだから。
だから日本人はもっと自分の国の力をもっと信じなさい!って事なんだよね。
 
河野の疑問その7 
◎こういった下げ局面の時個人投資家はどういった意識と動きをしたら良いでしょうか?
櫻井:自分の中の底を決める事。俺は9200円が底だと見ている。
それは前回のインタビューでも話したけど、去年の9月15日に日銀が為替会議した時の直近直前安値が9199円だからね。
 
河野:はい、前のインタビューでもおっしゃってましたよね!
 
櫻井:俺の場合はまず地震の原発が一番悪い時の9500円、そして9200円と第二段階ぐらいまで自分の中で考えておくと、実際下がった時も迷わないし相場が下がっても焦らない。
8700円でも9200円でもいいから自分の中で底を決める事!
とにかく株価が下がっても『焦らない・騒がない・あきらめない』
 

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写真:皆暗くなって委縮をしない事が大事だと櫻井さん。

河野の疑問その8
◎下げ相場の時に見る指標には通常チェックする指標と何か違いがありますか?
 
櫻井:いや、変わらない!時価総額とGDP、それから単純平均!これは特にね。
 
河野の疑問その9
◎今後扱い易くなるであろう銘柄や業種はありますか?
 
櫻井:やっぱりエネルギー系。あとは食品!食品といってもこの夏暑いのか、寒いのかによっても違うんだよ。
この夏暑いですよ~となればアイスとか飲料系が売れるじゃない。
問題は逆にこの夏はあまり暑くないとなれば、何が売れるのか?
それもやっぱり食品なんだよ。それは何故か?暑くないとなるとまた食べ物の不作に繋がるよな。物価の上昇や食糧不足なんてニュースも出てくる。
 
河野:それでまた世間が買いだめに走るかもしれないですよね。
 
櫻井:そうゆうこと。
だから逆に寒い冬はどうか?寒い冬は雪がたくさん降るだろ?そしたら皆雪かきもしないとならない。
雪かきの道具も買いに行かなきゃならないよな。
 
河野:なるほど・・じゃぁホームセンターとか!
 
櫻井:そうだよ。
そうやって自分の身近な所から予想していくと面白いだろ?
 
河野:本当、面白いですね★
質問は以上になります!櫻井さんありがとうございました!!
 
 
~櫻井英明さん、インタビューを終えての今日のまとめ~
 
 【行き過ぎもまた相場】
 
行き過ぎがあれば、その分だけは反動を覚悟しなければならないことも教えている。
その意味から「山高ければ谷深し」という格言が同種のものとしてみられるわけだ。
つまり、高い相場があればそのあとにくる下げはそれだけ大きいといっている。
さらに「株価はもとの古巣に帰る」「株価の里帰り」も同義の格言とみていいだろう。

 【買いにくい相場は高い】
買いにくい相場は高いであり、同じ意味から「売り易い相場は高い」「買いやすい相場は安い」「売りにくい相場は安い」などという。
そして「割高に売りなし、割安に買いなし」と、値ごろ観や単なる利回り採算だけで判定する誤りを戒めている。
 
【相場は明日もある】
相場は明日もあるとは、あせりを戒め、機会をじっくり待つことを教えた格言である。
なお、ウォール街でも「売り買いは待て」といっている。
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 という事で第二回目の櫻井英明さんの『独舌インタビュー』はいかがでしたでしょうか!?
 
今回のインタビューも、河野自身たくさん勉強させて頂いちゃいました★
 
月一回の特別企画ですが、第三回の『独舌インタビュー』も楽しみですね!!
 
相場は下降気味ですが、皆さん頑張っていきましょう!
 
という事で、次回のレポートをお楽しみに☆
 
広報の河野でした!!
 
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