櫻井英明から直接学ぶ企業研究会!3844コムチュア

こんにちは!『株の学校123』広報の河野です^^

今回のレポートでは、6月8日の第二回目となりました、櫻井英明に直接学ぶ企業研究会についてです♪

今回は、3844コムチュアさんに企業訪問して来ました!★

 今回も司会はアナウンサーの加藤満里子さんがして下さいました♪

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写真:左から目利き講座をして下さる櫻井英明さん、コムチュア会長向浩一さん、司会を務めて下さった加藤満理子さん

さて、企業研究会の前の30分前には櫻井さんから直接教えて頂ける企業の目利き講座です!

話題が豊富な櫻井さん^^
少し市場の話もして下さいました♪


今月6月は変化の月。変化というのは今年の1月から言われ続けていた話でした。
1月時点では、TTPをやり始めるか結論が出るだろう、アメリカのQE2は終わるだろうというシナリオから6月は変化か加速をするだろうと話されていました。
しかし今月6月になりその理由は変わったという櫻井さん。
TTPの話はもうどこかへ行ってしまい、QE2は終わり、今はQE3の催促の話が出ているそう。
今の変化・加速の一番の要因となるだろうという問題は政治の問題。
管総理の任期が小泉さん以来2番目の任期期間になったのだそう。しかも366日で・・。
今管総理辞任の話が多く取り上げられていますが、この問題がどう着地するかによって今後は変化なのか加速なのか変わってくるでしょうとの事。

いつも立てておくべきなのは下値の目途がどこなのかを自分で把握しておくのが大事だろうと櫻井さん。

そして余談で今ブログに書かれたりなど、少し話題となっている『ジブリの法則』。
『ジブリの法則』とは何かと言うと金曜ロードショーでジブリを放映した次の日は株価が下がるというアノマリーだそう。
しかし実際に検証する人がいなかったので、櫻井さんが検証をしてみた所・・
結果は半々。櫻井さん曰く、アノマリーも色々と言われていますが、アノマリーやジンクスに惑わされるのではなく、自分で確かめてみるのが大事だという事です。

そういった自分で確かめるのが重要になってくる今、少し立ち返って個別企業を自分で見るのも大事になってくるのではないかとの事です。
なので今回もこういった企業研究会を主催させて頂きました^^

知らないうちに情報は素通りしていってしまうのが現状です。
なので自分の感性に触れたものはいったん止めて考えるのが大事になってくるだろうと櫻井さん。

それから企業訪問という点でやってはいけない事もお話頂きました^^
まず!『お宅の株価はどうですか?』はNG。会社側に株価の水準を求めてはいけない。
そういった答えはアナリストや証券マンに求めるべき質問。
会社には今なにやってるか?今後の展望は何ですか?というのを聞くべき。
それから細かい数字の所は聞かないというのも配慮するべき点で、だから決算短信などの行間を読むという作業を一人一人がしていかないといけない、と櫻井さん。
会社側には言いたい事はたくさんある。しかし会社側は法律上言えない事も多いです。なのでその回答や数字に含んだ本当の意味を読み取るくせをつけて行って欲しいとの事でした。

チャートを見るのも大事だし、こういう事も大事ですよ、と櫻井さん。

それから櫻井さんが企業訪問の際に必ず見るのは社員の対応。
社員の対応が良い所は良い会社なのだそう。櫻井さん個人的にはコムチュアさんの社員さんは対応も非常に良かったと感じたそうです^^
外から見る企業と中から見る企業を知る。
取引先にはどんな所があるのかや、どこで活躍しているのかなどもチェックすべき所です。

櫻井さんの目利き講座!今回も話題豊富で面白かったです^^

そして企業研究会が開始しました!
3844コムチュア お話頂いたのは、向 浩一代表取締役会長。現在の代表取締役社長は大野 健さんだそうです。

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写真:向浩一会長。とても気さくな方で、色々お話してくれました^^

会社概要は1985年1月18日設立。従業員数は481名+新入社員28名。
これまで右肩上がりに成長を続けてきたコムチュアさん。向会長は、これまでの景気の変動を跳ねのけどうやって成長してきたか、乗り切ってきたかを見て欲しいとの事。
コムチュアさんは企業向けのITサービスを主体に扱っているので、企業に元気になってもらわないといけない。
なので企業に元気になっても貰うにはどうしたら良いかなども考えているそうです。
会社設立当初はメインフレーム時代。その後クライアントサーバーというコンピューターの技術が生まれ、一か所にコンピューターがどんと集まり、遠隔でコンピューターの捜査が出来るというのは当時とんでもない技術革新でした。
そして現在はクラウドコンピューティング時代を迎えました。企業はいつも環境に適応していかなければならない、と向会長。
コムチュアさんはBtoB(企業間取引)という事業をやっており、その取引先の約7割が大手企業。現在取引先は217社にも登るそう。
事業計画について向会長は今どんな風に市場を見てるか?
今年度はー4.5%IT投資が落ち込むであろうと言われていますが、2012年はリバウンドするだろうと言われている。しかし向井会長は良い所横ばいだろうと話していました。
しかし、モバイルやクラウドは相当活用が加速するだろうと見ている。今回の震災で今注目されているそうです。
今回の震災の時は携帯も固定電話もダメだったがツイッターやフェイスブックなどのSNSやモバイルサービスは震災時も活躍した。
そういった事によりこのIT投資の落ち込みに関係なく需要が増えたそうです。
なので、そんなに悲観していないしリバウンドもしてくるだろうというマインドでいるそうです。しかし若干IT投資には遅行性があるので、企業が元気になったちょっと後にリバウンドが来る感じになるそうです。現在の環境は悪いがモバイル・クラウドを成長商材にしようと考えている。
クラウドモバイルについて研究を熱心にしてきたそうで、コムチュアさんのオンリーワン製品を作りだそうという事で研究に工夫しながらやってらっしゃるそうです。
収益は高付加価値という考え方で収益を高めて行きたい。
今年度は予算51億という事で前年に比べ1.8%増で記入してますが、
「これは震災の影響を折り込んだ数字にしなければばらばいという事で、大変控え目な数字ですが櫻井さんの言った通り行間を読んで欲しい(笑)」と向会長。

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写真:コムチュアさんは設立以来成長を遂げている会社さんです!

経営ビジョンはクラウド時代をコラボレーションでリードしていくというのを明確にビジョンに上げているとの事。
営業体制は現在セミナー型を採用しており、今回の会場もコムチュアさんの会場で行いました。とても広いセミナー室です!これもこの営業体制のために新しく作ったそうです。
セミナーでは、お客さんにソリューションを説明させて貰うというもの。

しかし、セミナーに来たといって採用して貰える訳ではないので、二度いらして頂ける方は本当に興味を持ってくれている方だと認識し、専門の営業をつけるというスタイルにしているそうです。
コムチュアさんを必要としている顧客を絞り込んでその大事なお客様をしっかりフォローするというスタイルなのです。
人材戦略では、『企業は人なり』という言葉があるように、その言葉を意識しニーズに応えられる人材、社内の改革が出来る人材、会長のDNAをしっかりと受け継いでくれる人材を育成していくそうです。


研究開発戦略はこれからのアイデアは若い人ではないと難しい部分があるので、SNSのようなクラウド環境でモバイルを使って何をやるか?という事で、20代を中心に集め、
良いアイデアを出したすごい人には海外研修を行かせるというスタイルを取っています。なので若手をどんどん活躍させて行こう、そして誉めてあげようと考えていらっしゃるのだそう^^
 

提携戦略では、IBMやSAPなどの企業との提携もありますし、とんがった技術を持っている仲間との横の連携も強めて行きたいと向会長。
もっと良い会社したいというのが本音です、とおっしゃっていました。

クラウドには、コムチュアさんが得意としている技術が詰まっている!と話す向会長。
このとんがった技術を持つ横の関係を強力にし、自分達だけでやるのではなく、共有して行けば設備投資も少なくて済むとの事。
様々な可能性があるクラウドの開発はこれからの時代に注目を浴びて行きそうです^^!

さて、コムチュアさんの扱うクラウドとはどういうものなのでしょう!?
クラウドとは簡単に言ってしまうとインターネットを使って、雲の中にあるサーバーにインターネットからアクセスできるというサービス。
つまり、今まで各企業がそれぞれ持っていた自社サーバーがレンタルに変わっていくようになったというような認識です。
例えばグーグルのセンター。外国を含めたくさんの各所にあるデーターセンターがあります。そのうちの1か所に万が一の何かが起こった時に他のセンターと繋げられるとというのがクラウドの基本的な考えです。
各社がそういうものを作るにはかなりの設備投資になるために、だったら必要な時にレンタルすればよいのではないですか?という考え方なのだそうです。

~河野の感想~

なるほど!こういった世の中の知らなかった動きを知れるというのも、企業研究会の魅力だなぁと感じました。
やはり企業を知るためにはネットや新聞をチェックするより何より、訪問するのが一番企業さんの事を知ることが出来るなぁと改めて実感しました!
質問にも何にでも誠実に答えてくれる会長さんや社長さんだったらやはり会社の事を本当に想っている、自信を持っているという事ですし、企業研究会を開くという事は会社の業績アップにも前向きなスタイルを取っているという事だと思います。
社員さんの雰囲気でトップの理念は伝わっているのか?など会社全体の雰囲気。これは後にも先にも業績に直に繋がる部分だろと思います。
業績アップや株価の上昇に前向きな会社さんなのか?成長していこうという雰囲気があるのか?これは紙面やネット上では解らない、見えない部分です。
普段はテクニカルを基にした売買ですが、広い意味の目利きや情報という面では、すごく勉強になりました!
こういった事を直接聞けるというのもとても面白い企画なので、次回も楽しみですね^^

それでは今回のレポートはこの辺で★
次回もお楽しみに~♪

広報の河野でした!!

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