櫻井英明の『独舌インタビュー』~第3回~

こんにちは!株の学校123広報の河野です^^

今回のレポートは・・皆さんお楽しみの!
櫻井英明さん『独舌インタビュー』です★
今回もたくさんお話して頂いちゃいましたよ!
そして今回も、充実の内容となっておりますので、是非ご覧下さい~♪

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~櫻井英明さん『独舌インタビュー』!!~

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写真:123のスペシャルアンバサダーの櫻井英明さん

河野の疑問1
◎7月のNY・日経平均の見通しはいかがですか?

櫻井:サマーラリーの序章になるんじゃないか。
河野:サマーラリー・・?
櫻井:日本の株式は盆休みや市場参加が薄れる時に、活況を迎える事が多かったんだよ。
   ところで、勉強したかな~上期の企業業績は増益ですか?減益ですか?
河野:減益です。
櫻井:じゃぁ下期は?
河野:増益ですか?
櫻井:増益?どのくらい?
河野:30%・・ぐらいですかね。

 

櫻井:良い線いってるよ(笑)正解は24%!
   今年9月~来年3月までは24%増益。1年合わせて来年3月、決算着地は、6%減益。
   という事は、もうほとんど割ってるわけだよ、ダメなのは。
   3割近い増益という事は、もう見越してきてるでしょ。
   通期で6%落ち込みになっているから、上期は落ち込むんだけど、
   下期は24%増益で、4月からの1年は30%増益。という事は、
   株価的には3割・3割上がってもおかしくないんだよ。
   まぁ、単純に6割とは言わないけど、5割ぐらいの上昇には繋がるんじゃないの。
   だから2年先は、13500円ぐらいまで行くんじゃないかってなるよね。
   計算上は。
   下期の3割増益は11500円ぐらいの上昇は考えてもいいんじゃないの。
   あとは123の推奨する、方向線が上向くかどうかだよ(笑) 
   あと、隠れてる事象は、新日鉄の動き。値段、上がってきてるだろ。
 泉:はい、ちょびちょびと。日経平均と同じような動きをしていますね。
櫻井:どっちかっていうと、新日鉄は日経平均というよりは、トピックス系なんだよな。
   TOPIX系が上がってくるって事は、本格的に嵩上げでしょ?
   あと、船株が動き始めると、船株は景気回復の先導役だから、
   船株の上昇・反発が始まると株価は強くなるんじゃないか。
河野:そうなんですか!
櫻井:そうだよ(笑)だって輸出とか輸入なんだから。
 泉:日本は島国ですからね。
櫻井:そう、島国だからだよ。
   95年の7月ぐらいに・・あれは阪神大震災の時だな。
   3月に地下鉄サリン事件があり、で、7月くらいから伸びてきたんだけど、
   その時の先導役は船株だった。小型のハイテク株もリンクした。
   だからそうゆう相場なんじゃないのかな、って思うんだよね、7月は。
   その時は7月7日に為替介入があって、7月7日がターニングポイントだったんだよ。
   今年は為替の介入はあんまないと思うけど、七夕ぐらいからターニングポイントで、
   8月お盆にかけて返ってくるシナリオはあるんじゃないのって感じだよね。

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写真:代表泉(左)と櫻井さん(右)とで、今の市場について語りました。

泉:あと、個人投資家も今弱ってますよね。
櫻井:うん。今回違うのは、兜町の処理を、為替の世界の人間と、商品の人間がやっている、
   というところが弱さの要因。
   だから、一切国内要因出してこないもんね、海外要因だけじゃん。
   ギリシャがどうのとか、関係ないじゃん!(笑)
   本当に考えなくちゃいけないのは、
   福島の復興や放射能・ガレキの処理とか停電があるのか?じゃん。
   だから株の事を話しているやつらがFXで儲けたいんだよね。
   だから、FXの論理でやってるんだけど、
   そこに株価を介入してるから株価はおかしくなるんだよ。
河野:なるほど、喋っている人がそう考えてるから、そういう情報ばっかりしか入ってこないんですね。。
 泉:前期の業績で、震災もあって前期で悪いの全部折り込んで、後期で戻してくるとは思うんですよね。
櫻井:空売りを締め上げるシナリオを作っていれば、勝てるんだよ。
   東北の復興はこれから時間かけてやっていくとして、あとは停電があるのか、ないのかなんだよ。
 泉:NYなんかだと、ないんじゃないか?ていう風評ですけどね。  
櫻井:ないよ。俺ずっとないって言ってるよ。
   ない理由。電力予報って見てる?電力の使用状況表というのがあって、今大体80%ぐらいで、
   これ暑い時に使っても今4700万kwなんだよ。
   で、東京電力の最大供給量は、5200万kwなんだよ。
   だから全然アローアンスあるわけだよ。これからもっと暑くなっても!
   おまけに水力発電がある。今は、まだ死んでるのが結構あるんだよ。
   これを乗っけると500万kwはいけるって、経済産業省のOPから聞いてるんだよ。
   だから、それ乗っけると5700万kwだろ?
   去年のピーク時で、5600万kwなんだから今年は停電はないだろ。
 泉:結局しないんすよね。
櫻井:しないよ。全然足りてるんだよ。
河野:じゃぁ、足りないと思わせてるんですね!
櫻井:そうだよ、じゃないと原発推進してるのに、原発必要なんて思われないじゃん。
河野:え~・・
 泉:大人って、でしょ?(笑)
   あと最近のディーラーはどうなんすか?
櫻井:アローヘッドで苦しんでるけど、その日のシナリオを立てれるディーラーがいたら、
   アローヘッドには負けないと思うんだけどね。
 泉:そうなんですよね、板のみでやっているので。
   なんていうか、とにかくたけでセンスでやっているんですよ。
櫻井:そうなんだよ!
   だから、本当は、どんだけ速くなっても勝つ奴は勝つんだよ。
   板が見えなくても、勝つ奴は勝つんだよ。
 泉:ストラテジーがあれば勝てますよね。
櫻井:そうなんだよ、だからストラテジストみたいな奴が、
   日計りの技術を持っていれば、勝てるんだよ。
   でも、そういう奴がいないから、負けてるのが多いんだよ。
   板を見るのも必要だけど、株価は板だけで流れてるわけじゃないから、
   やっぱり、それなりのシナリオで流れているわけだよ。
 泉:まず、マクロが見れないとダメですよね。全体を。
櫻井:というか全体的な方向性を見れないとダメだよね。
 泉:方向ですよね、上向いてるのか、下向いているのかって事ですよね。
櫻井:そう。上向いてるのか下向いてるのかと、どんな人が市場に参加しているのかという需給の関係と、
   どんなシナリオが乗り易いのかって言う考えが必要だよね。
   それを押さえていないと、デイトレしても勝てないよね。
 泉:そうですねー。
櫻井:だから単純にテクニカルだけでも無理だし、単純にシナリオだけでも無理だし、
   それを合わせてやる、というのは、確かに123みたいな所は必要だな。
 泉:おっと、ありがとうございます(笑)
   デイトレセミナーなんかも、うちでやっているのはデイトレだけではなく、
   デイトレで失敗しても、スイングに乗り換える、
   という2つのストラテジーを用意して、相場でのリスクを軽減してるんですよ。
櫻井:123の生徒さんへのメッセージは、早く買うじゃなくて、人が言った後でもいいから、
   状況を見て、良いものを正しく買う事だよな。

河野の疑問2
◎6月は変化の月になるかもしれないと言われていましたが、6月はどんな月となったと思いますか?
櫻井:思ったほど下げなかったね。
 泉:ポイントはこれを下げと呼ぶかですよね。
   たかが300円なんだから。
櫻井:逆に、売り方のが厳しいよな。気持ち的には。  
   思ったより下がんないんだから。
   買い手は、そんなに上がると思って買ってないからね。 
 泉:ソフトバンクは下げるので、やりやすいですがね。上げないですし(笑)
櫻井:ソフトバンクは上がらないよ(笑)
   もっと下がるんじゃない。あそこのシナリオは2つだよ、
   あの会社は増資するか、しないかなんだよ。
   今回、何でソフトバンクが、管さんと組んだか。
   何であんなに一生懸命に太陽光と言いだしたのか、なんだよ。
   ソフトバンクは電波が繋がりにくい代表だよな。
   auやドコモと比べると、圧倒的な違い。
   基地局が少ない。それで孫さんが修復したって言ったって、
   今ある基地局を増幅しただけで、基地局の増局はしてないんだよ。
   でも、そうするには絶対に増資しなきゃいけないが、金がない。
河野:そうなんですか?
櫻井:そうだよ、借金だらけだよ(笑)
   でも今さら、投資家に増局するからお金下さいって言ったって、
   今さら出さない訳だよ。だから太陽光やるからお金下さいって言って、
   目先をそらしてるんだよ。でもそのソーラーも日本の会社使う訳じゃないから、
   日本のためにはならないんだよ。
   でも、それに管さんは気づいてないから、乗ったんだよな。
   基地局の増局も出来なければ、2年縛りがそろそろ終わるから、
   客にも下手したら乗り換えられちゃうんだよ。
   しかも、銀行との契約も契約者数が減少したら、融資ストップして金返せって言われてるんだよ
   だから、急がなきゃいけないんだよね。
河野:シビアですね・・・結構。
櫻井:そうだよ、だから123の生徒さんはソフトバンクにだまされるなって事だよ。
 泉:でも、僕がここ2・3年空売り銘柄って言ってるから、多分生徒さんは大丈夫だと思います。

   
河野の疑問3
◎7月に向けて注目業種・もしくは銘柄はありますか?
櫻井:変わんないよ、自動車部品と電子部品だろ。
   あとは、節電関係が出てくるんだろ、きっと。
 泉:パナソニックとかどうですかね。
櫻井:いいよ、ちょろちょろ動きだしてるよ。
   あと食べ物。食糧価格の上昇が世界のインフレをもたらすだろう、という懸念があるんだよ。
   今野菜とかも、国内でなかなか買えないだろ。
   九州までわざわざ取り寄せる人がいるくらいだからな。
   食べ物が足りなくなるのは間違いないと思うよ。
   今回の地震で良く解ったと思うけど、表で発表される事がいかに信用できない、という事が!
   都合の悪い事は、表に出てこないじゃない。
   だから、自ら疑うという事と、自らシナリオを立てるという事が大事なんだよ。
   誰が得するんですか?という主役を見つけ出すと、シナリオが考えやすいよ。

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 写真:こんなに盛り上がっちゃう場面もあります★


河野の疑問4
◎FOMCではQE3の話には触れられなかったという事ですが・・今後アメリカ経済はどう影響してくるか見通しはありますか?
 櫻井:FOMCのQE3は結局やるっぽいよ。8月にまたバーナンキがやるんじゃないかって、
   NYでは言われている。多分低金利政策継続だし、あんま変わんないと思うよ。
河野:悪くはないですか?
櫻井:悪くない!
   悪いのは金融機関ぐらいじゃない、あとは自動車かな。
   アメリカは技術がハイレベルではない。
 泉:ハイレベルを作りだす環境はありますよね。
櫻井:あとサービス精神がない(笑)
 泉:サービス精神という言葉はないですよね。
河野:確かに(笑)
櫻井:日本のサービスというのは、他の国は絶対に勝てない。
   物作りで日本は勝とうとしているけど、日本の世界一はサービスなんだよ。
   サービスと接客のクオリティは、世界に誇れるレベルなんだよ。

 

河野の疑問5
◎「国際決済銀行(BIS)」の26日に発表された年次報告では、金利の上昇が懸念されているというのは、今後の市場の動向はどうなっていくでしょうか?
櫻井:金利が上がるのは悪い事か?
 泉:いや、長期的に見れば悪くないんじゃないですかね。
河野:悪い事ではないんですか・・?
櫻井:この国の不幸は、金利が無い事なんだよ。
   明日の方が物が高いと思うから、人は物を今日買うんだろ?
   お金だって商品なんだから、
   金利がないとお金を持っているのに金利が着かないと意味がないじゃん。
   金利がつけば、お金を持っていたら自然と増えていたんだよ。
   物価が上昇したとしても、今100万円貯めても、
   10年後200万円に増えると約束されていたら、すごくバラ色でしょ?
   ところが、今は10年前に貯めたお金は増えていないんだよ。
   しかも物価はちょっとずつ上がっているでしょ?
   これって不幸じゃない。
   名目でいいから、不動産株がもとに戻れば、そしたら銀行の不良債権もなくなるわけだよ。
   不良債権をなくす意味合いでは、名目上だけどね、金利が上がって不動産株が上がって、
   それってアメリカの金融にとっては非常に売れ株なんだよ。
   それ言わないじゃん。
河野:言わないですね!
櫻井:だから、金利上昇は、懸念じゃなくてwelcomeなんだよ。  

河野の疑問6
◎外国人投資家の今後の動きはどうなっていくと読んでいますか?
櫻井:ますます日本株買うんじゃない?
   だって他ないもん。
 泉:いつ買うか、今狙ってますよね。
   今ちょっと引いてるから、これからどこ買うかですよね。   
   外人もそうですけど、日本もアローヘッド入って、
   お金の入れ方を自動売買で入れてくるのがどんどん増えてるんですよ。
   ディーラーが動かしてるんじゃなくて、ストラテジーを組んで、自動売買を打ちこんでいる。
   外国人からしたら、今のアローヘッドは遅いんですよね。
   だからアローヘッドがもう一段階上になったら、来るんじゃないかなとも思うんですよね。
櫻井:まぁ、それもあるだろうね。
   あとはね、オイルも相当金持ってるから、オイルと中国の資金が動くと思うよ。
   で、その時は主力株はこない!
 泉:外の金はそうですよね。
   こっちから考えたら、わかんない会社は買わないですもんね(笑)


河野の疑問7
◎今管総理の辞任の件でもめていますが、外国人投資家から見る日本株への捕らえ方も変わりますか?
櫻井:関係ありません!まったく問題にしておりません!
   あと、この外国人投資家ってのも、アジア系と欧米系とに分かれると思うんだけど、
   普通に言う時は、皆大体欧米投資家の発想で言ってるんだよな。
   日本の政治決定意思のプロセスは、永田町で決定しているのではなくて、
   極論を言うと、ワシントンないしロンドンで決めたことを日本が追認しているという流れなんだよ。
 泉:日本州ですね、日本州。
櫻井:そう、だから日本も1945年以降は、一つのアメリカの州みたいなもんだよな。
 泉:給食にパンが出てきちゃいましたからね(笑)
一同:給食話で盛り上がる。(笑)
  
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櫻井さん、今回もたくさん勉強になるお話をありがとうございました!

次回のインタビューも楽しみですね^^★
という事で、今回の特別レポートはここまで!!

次回の広報レポートもお楽しみに~♪
広報の河野でした!!

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