株の学校１２３｜株式セミナー・スクール｜新着レポート｜櫻井英明の企業研究会『株式会社ランシステム』

こんにちは！株の学校１２３広報の河野です＾＾

今回の広報レポートでは、
月１回の、STS賢人会員限定の特別企画！
【櫻井英明に直接学ぶ企業研究会】のご様子をお伝え致します★

今回訪問した企業さんは、
株式会社ランシステムさんです＾＾！
ランシステムさんは元々家庭用ゲーム販売の会社さんです。
また、会社設立当初から店舗で使用するシステムは自社開発していたそうです。

現在ランシステムさんが経営している『スペースクリエイト自遊空間』や、
『コミュニケーションクリエイト健遊空間』にも、
このハイクオリティなシステムが活用されています！

写真：今回の企業さんは、「株式会社ランシステム」さんです！

　　　　（左）株式会社ランシステム代表取締役：濱田文孝さん、（右）櫻井英明さん

漫画喫茶やインターネットカフェとはまた違う、
カラオケ、ダーツ、ビリヤードまで揃った複合カフェの『自遊空間』、
シニアの方からお子さんまで、
ファミリーで楽しめる空間を提供する『健遊空間』など、
他社との差別化を図ったビジネスモデルで、
どんどん店舗数や会員数を増やしている企業さんです★

企業研究会では、企業の社長さんから直接話を聞くことが出来ます＾＾
ここまで企業を成長に導いた社長さんの考えを聞くのは、
とても勉強になり面白いです★

今回もスタートした企業研究会♪
まずは、櫻井英明さんの『目利き講座』からスタートです！

櫻井さんから株のお話と、
今回の企業さんについてお話頂きます＾＾
まずは株のお話から、今出来高が１兆円に達しないのが11日間続いている。
しかし、そんな中でも明るいニュースがあるといいます。
それは、大阪銘柄が動きつつあるという事。
これは来年に対する期待感と櫻井さんは見ているそうです。

写真：櫻井英明さんによる企業研究会名物、「目利き講座」です＾＾！

櫻井さん｢大阪銘柄が動いている背景は、
　　　　仕手銘柄が多いという事と、2年3年後ではあるが、
　　　　東証と大証が一緒になる。
　　　　今まで光を浴びてこなかった大証銘柄が花の東証銘柄になる。
　　　　東証銘柄と大証銘柄の違いは、
　　　　外国人投資家が持っていないということ。
　　　　外国人は東証銘柄以外は解らないから買わない。
　　　　つまり、外国人や機関投資家の変な手が入ってこない。　
　　　　個別の特殊な技術を持っている銘柄が多い。
　　　　外国人が入っていないから、従来の投資家の相場観や経験則が通用する。
　　　　東証一部は先物でガンガンやられてしまっているけど、
　　　　大証銘柄に関しては、あと2年ぐらいは通用する。
　　　　東証銘柄は、繊維・科学が出てくるんじゃないかという事と、
　　　　来年のテーマで行くと、｢復興｣。上方修正が入ってくる。
　　　　来年の3月～夏ぐらいまで、復興銘柄の上方修正は入ってくるでしょう。
　　　　来期は、復興需要で良くなる、とOECDが言っている。
　　　　これには、機関投資家も逆らう事は出来ないと見ています。」

櫻井さん「いつどの時点で、日本株に自信を持てるのか？という事ですが、
　　　　　今はお金の面を見ても悪くないです。
　　　　　75日線（方向線）が上向いて来たら、そこそこの相場はあると思います。
　　　　　方向線とは言いませんけど（笑）
　　　　　銀行株が動いているかどうかが問題になってくる。
　　　　　金融株が上って来ないと全体が上がるという事にはならないと思います。」

今後は仕手株が中心になってくるだろうと話す櫻井さん。
復興需要は、世界にも影響していくのではないかとの事です。
来年の相場は、復興需要の筋を外さなければ大丈夫だろうと話す、櫻井さん。

今回もたくさんのトピックをお話頂きました！

そして、目利き講座の後は・・
株式会社ランシステム代表取締役の濱田文孝さんに直接お話し頂きました★

写真：株式会社ランシステム代表取締役の濱田文孝さん

濱田社長『今日一番嬉しいのは、まだこのような場所に来たことない方々にも、
　　　　　今日来て頂けたということです。
　　　　　我々は複合カフェと言いますが、マスコミではインターネットカフェとよく報道され、
　　　　　今、事実ではないネットカフェ難民などの言葉を聞くのが一番悲しいです。
　　　　　私たちは、一店舗の一人目から全員をメンバーシップにしています。
　　　　　保険証や学生証、外国人はパスポートがないとメンバーになれないんです。　
　　　　　そして管理するシステムも、全て自社開発です。
　　　　　
　　　　　外注するよりも自分達で作ろうという事で、このようなシステムを開発しました。
　　　　　そして、今このシステムを世に広めようとしています。
　　　　　まずこのシステムが日比谷図書館で採用が決まったんです。
　　　　　自遊空間は現在、186店舗まで広がっています。
　　　　　そして、今後も店舗を広げて行く予定です！北海道から沖縄まで
　　　　　各県に存在していて、全国制覇まで、あと７県です。
　　　　　近いうちには全国制覇したいと思います！
　　　　　もう一つの自慢は、186店舗中現在58店舗が直営なのですが、
　　　　　新たなチャレンジは全て直営で試し、
　　　　　良かったものだけをフランチャイズで出すというスタイルをとっています。
　　　　　このようなフランチャイズとの連携も当社の自慢です！』

会社を愛する気持ちと夢、目標を持っている濱田社長。
お話を聞いていると、その気持ちがひしひしと伝わります＾＾
とにかく明るい社長さんで、にこやかな対応と雰囲気が素敵な方です!

写真：櫻井さんとの対談方式で、ランシステムさんの魅力がどんどん明らかになります★

ランシステムさん経営の自遊空間は、
とてもきめ細やかなサービスを大事にしていて、
店内の雰囲気もマスコミで報じられるイメージとは違う、
明るく清潔な店内へとリニューアルしています★

2200店舗の競合があるという中、
『自遊空間』の店舗数は何と、№１！！
という素晴らしい成績です＾＾

濱田社長「楽しい時間をすごして頂く、楽しい時間を提供する、
　　　　　これは僕とってミッションなんです。
　　　　　リタイアして、退職すると男性は特に行く所がないんです。
　　　　　奥さんは行くところがある。
　　　　　それまではバリバリ働いていても、いざ仕事がなくなると、
　　　　　ご飯を三食食べる、なんだか申し訳ないなぁと思ってしまうんです。」

60歳で会社をリタイアした濱田社長は、
何と60歳を超えてからこの自遊空間で店長をされたそうです。
そして、現在は代表取締役。
リタイアしてからの生き方について考えた、と話す濱田社長。
店長をやっていた２年間も、『素晴らしいサービス業』だったと言います。

写真：60歳を超えてからこの自遊空間で店長を２年されていたそうです。

濱田社長「これから、40代以上の人のための空間を作らなければならないと思った。
　　　　　そして接客はリピーターではなく、ファンを作るという意識。
　　　　　信頼関係が大事なんです。」

ランシステムさんの基本方針にも、信頼力という言葉があります。
社員さんとの信頼もとても大事にしているそうです。

『社員との信頼が出来れば、無駄が省けて、無理が省けて、
ムラがなくなるんです。』と話す濱田社長。

店舗数に続き、会員数は1000万人以上！
今後は、最先端を行くＳＮＳの方向も展開して行く予定だそうです。
『自遊空間クリップ』というSNSが、もう既にスタートしているのだそう。
これを取り入れる事によって、
幅の広いコンテンツやサービスが受けられるだけでなく、
会員同士の情報交換が出来たりと、
より楽しくコミュニケーションのとれるツールとしても力を発揮しそうです！

それから、3月11日の震災時。
この時はどうだったかと言うと、
お店舗には、お店に入れて欲しいと言うお客さんが殺到したといいます。

濱田社長「震災前は、あって当たり前の空間だったのに、
　　　　　実際なくなった時に、必要な空間だったという事が解った、
　　　　　というお声を頂きました。
　　　　　東北の方では、早くオープンして欲しいというお声を頂いて、
　　　　　地方の人が店舗のオープンの手伝いをして頂いたり、
　　　　　実際お店がオープンした時には、『ありがとう』と握手を頂きました。
　　　　　帰宅難民の方からも、どんな状態でも良いから入れて欲しいというお声があり、
　　　　　お店を開放させて頂きました。
　　　　　今回の震災で、必要な空間なのだという事を実感頂いたと思っております。』

今後のビジョンは？と伺うと、
『まずは全国制覇をした後は、日本の文化に付加価値を付けて世界に発信して行きたい。』
と話す濱田社長。企業全体のビジョンを強く抱いていらっしゃいます。

５年後には300店舗にまで増やす！という目標があり、着実に目標に向かっています。
年間で約120万人の増加をしているという事で、今後ＳＮＳも取り入れていくとの事なので、
更なる伸び率が期待出来るのではないでしょうか＾＾！
企業全体がビジョンに向かって走っていると感じました。