こんにちは!株学校123広報の河野です^^
今回の広報レポートでは、皆さんお楽しみ!
月1回の櫻井英明の【独舌インタビュー】です★
今回のインタビューは今年最後なので、
来年の動向なんかも伺ってみました^^
それではご覧下さい!!
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~櫻井英明の【独舌インタビュー】~
取材日:2011年12月20日
写真:今回はたくさんいらっしゃいます^^
左から、123酒井講師、123代表泉さん、櫻井英明さん、アナウンサーの加藤満り子さん
◎来年にかけて、NYは上昇傾向に向かうと考えていますか?
下降傾向に向かうと考えますか?
櫻井:上!
河野:その心は?
櫻井:アメリカの景気悪くないし、大統領選を控えていれば、
好材料出してくるでしょう。
実際問題として、お金もだぶついているからこれが株価に影響している。
各企業の業績も悪くないし、
個人消費も悪くないし、雇用も拡大して来ているし。
恐らく、今言われていることは懸念だと思う。
唯一懸念材料を上げるとすれば、銀行の規制。
銀行に対する自己資本規制なんかが出てくると、少し懸念が残る。
ヨーロッパが主体ではなくて、
アメリカが主体という事を意識しておかなければいけないね。
アメリカの主体はウォールストリートの金融街だから。
もう一方にいるのは軍需産業なんだけど、
軍需産業は今あまり動きがないから、金融界いじめが無ければ、
おそらく来年のNYダウ、SP500は上がるでしょう。
河野:規制というのは入りそうなのですか?
櫻井:多分入ると思う。
だから、オバマ大統領がどれだけウォール街と手を繋げるか、
という事になるでしょう。
泉:チャート的には、少し難しい形をしていますよね。
来年の頭に一回下げる可能性がありますね、この形は。
櫻井:可能性はね。
泉:前回の高値を抜いていないんですよね。
櫻井:上にも行かず下にも行かずのもみ合いが前半。
共和党でも政権取ってみなさいよ。
大分変わるよ(笑)
河野:オバマさんが大統領というのはどうなんですかね?
泉:オバマ政権逆転した、という世論が出ていますけど。
櫻井:人気のある人は何もしないというのが通常でしょ?
人気のない人の方がやる。日本と逆だからね。
日本の場合は、人気のない人が続けてダメだったでしょ?
アメリカは、まだ4年サイクルでアメリカ経済の復活を、
オバマさんに任せるという事でしょ。
今回はリーマンショックからの処理をオバマさんに任せたでしょ?
でも出来なかった、そしてまた出来ない。
だからオバマ政権のメリットはない。
泉:経済とはあまり関係ないという事ですね?
櫻井:いや、多少関係はあるよ。
結局ウォールストリートを重視するのか、距離を置くか、
という問題だから。
泉:その辺は懸念材料としてあるんですね。
河野:ウォールストリートを重要視するというのは、
どう繋がるのですか?
櫻井:それは、ウォールストリートに手厚い政策出してくるんだから。
アメリカの株価は政府の政策とFRBの政策でしょ?
株価は、政策に対して過敏に反応している訳でしょ?
だから、好材料を出してくるのであれば・・
そりゃ上がるよな。
ウォールストリートを手厚く見るという事は、好材料が出るって事でしょ。
写真:櫻井さんの見解と、チャートを見ながら泉さんのテクニカル分析の見解を話します。
◎日経平均は、今NYと連動関係にありませんが、
今後上昇傾向か下降傾向、どちらに向かうのでしょうか?
櫻井:日経平均持合いでしょ。当面。
泉:そうですね。
櫻井:ただ、下はないよ。
泉:下はない。その心は?
櫻井:明日(12月21日)で8160円でしょ?
ここで誰が売り込んで来るの?
泉:僕が売り込みますよ(笑)
櫻井:あなた一人じゃ勝てないだろ(笑)
で、尚且つ75日線が横ばってるんだから、
こいつが上向いてくれば反応してくるよ。
日本企業の半分以上は、増益ですよ。
泉:そうですよね、前半が悪すぎたという事はないですか?
櫻井:確かに前半は悪すぎたけど、日本企業の半分以上が増益という事は、
儲かっているでしょう?
儲かっている所はおおやけで儲かっているとは言わないから。
某企業さんも儲かっているという話は聞くよ。
でも、表では言えないからね。
だから下はない。
かと言って下を買う程の余力もないから、もみ合っている。
◎年明けから外国人投資家は日本株を買ってくると見ていますか?
櫻井:日本株買って来ないよ!
自分の所の株を処理するのに、精一杯で日本株なんて買ってこない。
で、ここまで下げてきたのは、ヨーロッパの銀行の売りだからさ。
債権であれ、日本株であれ。
泉:だから、個人投資家が買って来ない限り、上がりようがないですよね。
櫻井:あと年金ね。
泉:そうですよね、投資家と年金が買ってくれば、
外国人投資家も買ってくるだろうけど。
櫻井:上がってくれば、買ってくるよ。
上がんない限り買って来ないよ。
外国人は、日本以上にトレンド追随型だから。
だから、そういう演出を日本ですれば、外国人も買ってくるんだけど、
日本の証券業界がそういった動きをしないから、
ダメだって言われるんだよな。
泉:もう日本は、相手にされていないですね。
◎北朝鮮問題は、アメリカ・日本の株価に影響は及ぼすのでしょうか?
櫻井:関係ないよ。これは、バカボン問題だよ。
一同:(笑)
河野:間接的に関係はないんですか?
泉:韓国株は一瞬下がりましたよね。
櫻井:北朝鮮が、後継者の威力を保持するために、
軍事行動を起こすのではないか、そしたら韓国に軍事行動を起こすのではないか、
という懸念があったから一瞬下がった。
そこまで北朝鮮も馬鹿じゃないから、
今は食べ物もない、物もないんだから援助を貰わなければいけないでしょ。
今孤立するべきではないよね。
河野:関係ないんですね。
櫻井:ただ、8割方関係ないってことね。
泉:ノイズは来るってことですよね。
ビリッと来るぐらい。
写真:今日も、笑いや冗談なんかも混じりながら和やかムードでインタビューです^^
◎NYは来年大統領選挙を控え、株価に影響されると見られていますが、
櫻井さんが今考える、来年の日本の株価に影響する材料はございますか?
ありましたら、教えて下さい。
櫻井:大前提にあるのは、復興需要の拡大。
20兆円近いお金が入ってくるのだから、多少潤ってくるよね。
あとは、TPP問題も多少大きく出てくるだろうし。
一番見て行かなきゃいけないのは、金利の動向!
金利が上がり始めた瞬間に、債権にお金が行くのか、
金利が上がった事を嫌気して株が下がるかのどっちかなんだよ。
それから!為替の反転。円高から円安への反転。
一部の企業が喜ぶ代わりに、大半の企業が苦しむ。
金利が上がったら、国債の借金払えなくなるし。
加藤:でも、TPPに入ったら円高のが良いんですよね?
泉:そうですよ。円高が良かったんですけどね~
何で日銀は介入するのか分からないですよね。
櫻井:日銀は、為替じゃなくて株安の方が困るんだよ。
だから介入は一回しかしないけど、ETFはちょこちょこ買っているでしょ。
泉:まぁ、でも若干下がっているから嫌ですよね。
◎年明けのスタートに向けて、日本の個人投資家はどのように備え、スタートを切って行けば良いでしょうか?
櫻井:下がり続ける株は、潰れる以外ない。上がり続ける株もない。
泉:ただ、下がった株は上ってこない。
櫻井:上がってこない株はあるけど、下がり続ける株はない。
来年は、ナンピン撲滅!塩漬け撲滅!この運動をしようと思っている。
ナンピンしない!
泉:ナンピンの考え方が、いろいろあると思うんですよね。
例えば上昇トレンドに入った時に、買う。
買うと一旦下がるじゃないですか。でも上昇トレンドなんですよ。
それで、その時に買うのにはマインドの問題があって、
購入単価を下げるという意識なのか、上昇トレンドなので追撃という発想とありますよね。
櫻井:そう、考え方は2つあるよ。ただ、8割方追撃という発想がない。
追撃なら良いよ。
ただ、ほとんどが単に購入単価を下げているだけなんだよ。
泉:そこの切り分けが必要ですよね。
櫻井:その切り分けが難しいから、第一段階は買わない!
泉:下降トレンドを逆張りで買って、
更に下がった所で買うというのは完全ナンピンなので、ダメですね。
ただ、上昇トレンドで一旦下がった時に追撃、という発想で買うのは良いですよね。
櫻井:そのタイミングは123でやる事だな。
泉:そうですね。タイミングはうちでやることですね。
◎ずばり!来年はどんな年になるでしょうか!?櫻井さんの格言を一言お願いします^^
櫻井:【騒がない、慌てない、惑わされない、あきらめない】
写真:櫻井さんの格言に皆納得の瞬間!
~インタビュートピック!~来年の日本株に影響して来そうな復興関連。
今回は、東北の企業さんから、復興の動向を少し伺いました。
とてもデリケートな問題であるので、
名前は伏せさせて頂き、少しお話しを聞かせて頂きました。
まずはガレキを運ぶのにトラックが通る道路が必要になります。
復興はそこから始まって行きます。
復興工事をするのにも何をするのにも、
とにかく荷物やガレキなどを運べるようにする、という事で、
中間道などの道路工事で、道路関係は良く出てきているそうです。
そして、マスコミにも多く報道される場所などは、
道や街がほとんど無くなってしまっているぐらいの被害を受けています。
そういった場所でも、やっと住民の方と市の方との話し合いが始まった所。
山を削るのか、盛土にするのか、というのもまだ纏まってはいないそうですが、
山を削るというよりも前に、道路が作られてくる。
という事は、それだけ建機も使われるという事です。
建機レンタルはもちろん、建機が足りなければ建機メーカーも製造をします。
例えば盛土を作るとなった場合、
今の盛土というのは何メートルも土を盛るので、
ほとんど地盤改良をするようなものだと言います。
まずは、地盤を固める作業から始めなければならないのです。
更にそこに家を建てられるような状態にするのには、1年や2年では足りない。
まずは、ずっと地盤を固める工事が続きます。
という事は、道路作るにも盛土を作るのにも、建機レンタル業界は需要が高いという事です。
今建機レンタルがないと、建設業者さんも仕事にならないのです。
という事は、建機業界の景気は、今は悪くないという事になります。
今後の復興関連の企業には、注目しておく必要がありそうです。
櫻井さん今年最後のインタビューありがとうございました!
という事で、2011年最後の独舌インタビューは以上になります!
いかがでしたでしょうか^^?
来年からは、日本も復興の動き、TPP問題もあります。
更に金利や為替など、様々な材料は株価にどんな影響を与えて行くのか?
個人投資家として一つ注目して行きましょう!
来年も、、櫻井さんの格言!
【騒がない、慌てない、惑わされない、あきらめない】
これを胸に置いて相場に挑んでいきましょうね!
という事で、今年最後の独舌インタビューはここまで★
来年からも宜しくお願いします^^
広報の河野でした!!
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