こんにちは!株の学校123広報の河野です^^
今回の広報レポートでは・・
月1回のお楽しみ企画!櫻井英明の「独舌インタビュー」です★
写真:月1回の特別企画櫻井英明の「独舌インタビュー」(左)株の学校123代表泉(右)櫻井英明さん
今回のインタビューでも、
櫻井さんに、ずばりお答えして頂きました^^
プラス・・櫻井さんの注目するホットな話題も聞かせて頂きました!
3月28日・櫻井さん独舌インタビュー
◎NYダウは3月も上げてきていますが、アメリカ景気の好調は続くと見ていますか?
櫻井:うん。見ています。それより、ナスダックが11年ぶりの高値でしょ。
NYダウで見ていると間違うから。
ナスダックとSP500で見ないとダメだよ、NYは。
リーマンショック前の水準にまで回復してきていますね。
アメリカ景気の好調は、続くと思います。
◎26日のバーナンキの講演では、米国の雇用の弱さを指摘していましたが、失業率は8.3%
で変化はありませんでした。雇用統計は動きとしては良くなる見込みでしょうか?
櫻井:雇用の所は、改善してきています。
失業率は8.3%で前月と変わっていないんだけど、景気良くなってきているので、
職につくのをあきらめていた人達がまた職を探し始めたから、分母が大きくなっちゃって、
実質就業者数は増えているし、失業者数も減ってきているんだけど、
失業率としては8.3%と変わらずですが、実体はかなり改善してきている。
12月と1月の過去発表分の非農業部門の雇用者数は上方修正されています。
2か月で6万人。1月の雇用統計は26万人だったのが28万人に上方修正されている。
という事は、実体として雇用は増えてきている。だから悪くない。
泉:数は増えているという事ですね?
櫻井:そう。数は増えてきている。
泉:これ、どうやって統計とるんですか?
櫻井:わからない・・
泉:これって、どこでどうやって出しているんですかね。
櫻井:これって、勝手に労働省が発表している数字だから、
相当まやかしはあると思う。
泉:見えないですね。だから・・さじ加減がありますよね。
櫻井:あると思います。だけど、そういう数字を出してきているという事は、
アメリカはそういう風に見せたいという事だから、そっちに向いてきているという事でしょ。
あと小売も良くなって来ているし、個人消費も上向いて来ている。
指数上は、アメリカの景気は好調が続いていると見て良いでしょう。
ただし、住宅の販売がやや軟調なんですよ。
あと住宅が戻ってくると、また更に良くなると思うんだけど。
泉:まだ住宅まで戻っていないという事ですね。
写真:今回も、インタビューはにこやかにスタート^^
◎バーナンキの講演での金融緩和の継続は、NYに更なる好影響をもたらしていくでしょうか?
櫻井:これ良~く考えてほしいのが、シナリオは簡単なんだよ。
アメリカって、今負けのないゲームをやっている。
景気が上がれば、株も当然上がるじゃない。
景気が悪くなったら、バーナンキはQE3で金融緩和発表したら、株また上がるじゃない。
だから、どっちに転んでも株は上がるわけだよ。
ここを誰も言わない。だから下がらないんだよ。
泉:そろそろチャート的には、下がりそうですけど(笑)
櫻井:どっちに転んでもマーケットに対しては、
悪材料にならない二つのシナリオで動いているんだから。
泉:という事は、また高値を抜けてくるということでしょうか?
櫻井:だからそこは見抜かないとならない。
バーナンキの意図というのを。マーケットとの対話ではなくて、
どっちにしろ下がらないシナリオを持っているからなんだよ。
泉:すべり止めをかけながら、やっているんですね。
櫻井:そういう意味では、かじ取りが上手いよね。
◎大統領選挙の動向はいかがでしょうか?
櫻井:オバマさんの指示率って今、50%なんだよね。
ただし、政策的には共和党の方が、
マーケットに対してはやさしい政策を出してきているから、
民主党政権は続かない方が良い気がする。
オバマさんはやる気だから、韓国での核の会議で、
メドバーチェフとテレビのマイク入ったまま喋っちゃって、拾われちゃって、
戦略宇宙抗争ミサイルをヨーロッパに向けてやる件について、
減らそうと言っていて「11月以降は減らします」という内容がマイクに取られちゃった。
第二次世界大戦以降の大統領選挙の年。
1~4月、6~12月に分けてみると、ほとんど6~12月の方が株価高いんだわ。
河野:ということは、6月からまた上がるという事ですか?
櫻井:そう!このシナリオから行けばね。
唯一違ったのは、2008年のリーマンショックだけだね。
河野:5月は一回下がるんですか?
櫻井:5月はsellinmayで下げて、6月から上がる。
河野:なるほど!そうですね!
◎今後のアメリカ景気に対し、懸念材料はございますか?
櫻井:原油高。これは結構厳しくきいてくるんじゃないの。
オバマさんもジレンマがあって、大統領に就任した3年前は、
グリーンニューディール政策というのを打ち出して、
原油が上がっているから、
原油を使わずに太陽光だとか原発だとかを使おう、
という政策なんだけど、どうもそれが上手くいってないし、
上手くいってないから、やはり原油に頼らざるを得ない。
すると、国民生活は、ガソリン高でとてもオバマに反感持っているから、
そこのところが大統領選挙に響いている可能性がある。
原油の動向というのは、厳しく見ておいた方が良いのではないでしょうか。
◎4月、外国人投資家は日本株に対しどう動いてくると見ていますか?
櫻井:買ってくると思います。
買いはずっと継続しているし、12月に日本株へのウェイトをかなり減らしてしまっているから、
買わざるを得ない。というか多少は入れざるを得ない。
3月の一カ月を見ると、世界でも日経平均が最も上昇率が高い。
5.5%。NYよりも高いんだよ、3月は。
ウエイト的には、シャープにもあったように、
株券の1割を台湾の企業に持たせたじゃん。
欧米投資家とオイルマネーとアジア系投資家の3種類いるんだよ。
写真:泉さんは、パソコンでチャートをチェック。
◎日経平均の上昇はまだ続くと見ていますか?
新聞で高額消費に追い風という記事を見ましたが、日本にも景気回復の兆しが来ているのでしょうか?
櫻井:続くと見ています。4月17日まで。
泉:何ですか?それ。
櫻井:4月17日は下げの得意日なんだよ。5月17日が下げの止まり日なんだよ。
これもアノマリーね!
あと、この高額消費に追い風というのは、東北の復興地区だね。
仙台は、ベンツが売れたり、ハワイ旅行が満員だったりと消費が増えています。
河野:でも、そんなに言うほどではないという事ですね。
櫻井:あとは、株式が上がってきているから、
少しずつ消費しようと流れは若干きているかな。
でも、一部復興地区だけだと思うよ、まだね。
泉:このまま円安になって、インフレも来るんですよね。
櫻井:なりますよ。数年後にはね。
河野:円安かぁ~・・
櫻井:快適な円安の後に、地獄の円安が。
河野:やめてほしいなぁ・・
泉:円安で今、株高になっていますからね。
櫻井:それが、どっかで価値観変わるんだよ。
円安・株安になるんだよ。
泉:そうですよね。ちょうど良かったんですけどね。
そのうち100円とかまで来ちゃうわけですよね。
そうすると、また冷え込みますね。
ガソリンも既にもう来ていますよね。
また在庫が尽きた時に、値段が一気にあがりますよね。
櫻井:そうなんだよ。そうなると、消費生活は厳しくなる。
今の円安効果というところでね。
まぁ、しかし景気回復の兆しは来ていますよ。
トヨタとか輸出関連は来ていますがね。
だけど、輸入している産業は大変だよ。
泉:個人には厳しい時代になりますね。
櫻井:金利のハンドリングにしても、国債利回りが今は1%だから良いけど、
3.5%になったらどうするの?
国の借金が払えなくなるよ。となると、さらに為替が売られる。
すると、円安がさらに進んで苦しくなる。
だから円安は良くないよ。
◎輸出が持ち直し始めたという記事を読みました。
アメリカ向けにハイブリッド車が売れているという事ですが・・今後輸出関連の企業が動いてくると見ますか?
原油高でハイブリッド車が売れているだけでしょうか?
櫻井:本当に売れている車は、小型自動車とトラックだね。
輸出関係もこれから伸びていくと思いますが、
ハイブリッド車なんかは競争力があるから良いけれども、
もうテレビなんかは競争力ないからね!
価格下げ競争では、韓国は今ウォン安なんだから、
「サムスン」と勝負しても勝てる訳がないんだよ。
これからは、そういった仕掛けを日本から先陣をかけてやって行かないと、
日本の企業は残れない。
河野:そういった企業はないんですか?
櫻井:一部あるよ。あるけども、あまり表に出てきていない。
ハイブリッド車も競争力あるから残ると思うし、
小型車もそうだよね。あとは自動車部品、一部電子部品もそうだね。
写真:なるほど・・自動車系と一部電子部品に注目ですね。
◎日経平均日本株の懸念材料はありますか?
櫻井:金利の反転と、為替の円高に戻る、消費税の増税。
いっぱいあるよ。
河野:今すぐどうこうというものはないですか?
櫻井:うん。まだないと思う。
ただ一つは、民主党政権。この永田町のもたもた感が一番の懸念だよ。
◎4月の日経平均はずばり!どのように向いて行くと考えていますか?
前回は、下が9200円、上が10800円との事でした!4月はいかがでしょう?
櫻井:上は10800円!変わらず。
75日線と200日線がゴールデンクロスしました。
昨日(3月27日)の水準から20%乖離すると、10800円なんだよ。
下は、9800円ぐらいで止まるんじゃないの。
◎来月の相場は、個人投資家はどの様な事に注意をして投資をして行けば良いでしょうか?
櫻井:4月の相場は、前半高・後半軟調の兆しがあるので、
後半の動きに向けて慎重に。飛びつかないようにする事!
櫻井さん、ありがとうございました!
4月の相場は、後半軟調の兆しとのことなので、
買いも慎重にという事ですね^^!
今回のインタビューも大変勉強になりました!
次回の独舌インタビューもお楽しみに★
広報の河野でした^^
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