櫻井英明に直接学ぶ企業研究会!~ティー・ワイ・オー~

こんにちは!株の学校123広報の河野です^^

今回の広報レポートでは、STS賢人限定企画!
「櫻井英明から直接学ぶ企業研究会」のご様子をお伝えします★

今回訪問させて頂いた企業さんは、
「4358株式会社ティー・ワイ・オー」さんです。

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写真:企業研究会で頂きました!

この企業さんは広告製作会社さんで、
テレビCMでは、何と!制作業界第2位のシェアを持つ会社さんです!

「そうだ、京都へ行こう」

このCMはティー・ワイ・オーさんの作品なんですよ!
「誰もが知っているCM」と言っても良いのではないでしょうか。
今の業界ではCGを使うのがほとんどなのだそうですが、
このCMには一切の加工をしていないそう。

自然のありのままの美しさを映し出しているCMなのです^^

こんな裏話も伺いながら・・、
今回も、直接社長さんにお話しを聞かせて頂きました!
社長の吉田博昭さんは見た目はまさにダンディー!
クリエイティブな世界にいるのも納得。
お話を聞かせて頂くと、本当に強い芯を持ってこの社会で勝ち残る!
という、強い信念をお持ちの社長さんでした。

詳しい事はのちほど・・♪

さて、企業研究会のスタートは★
櫻井英明さんによる目利き講座です^^

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写真:櫻井英明さんから目利きの仕方を直接お話し頂きます!

マーケットの動きは予定に反してそれ以上に強まってきている印象との事。

櫻井「年初に言っていた10月高ければ、3月高い。
   4月高ければ、8月高いというアノマリーに続いて行くでのはないかと見ています。
   現在は8月高の前章戦ではないでしょうか。」

ヨーロッパの問題がかなり騒がれていますが、
基本的にヨーロッパの問題で、これ以上マーケットが崩れることは考えにくいそうです。

それよりも、英大手銀行バークレイズがロンドンの銀行の金利を、
作為的に動かしていたという方が問題であって、
現在も金融機関当局の規制と、それを逃れようとする金融機関の戦いという構図は変わっていない。
その両者の戦いで、どちらが強くパワーが動いているのか、
そこの所ではないかと櫻井さん。

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写真:櫻井さんの話題のトピックも毎回お話し頂いております^^

櫻井「バブル時の高値を抜けている銘柄群がいくつか出てきています。
   一つは自動車。バブル時の89年のトヨタ・ホンダ・ダイハツ!
   自動車部品はデンソー・ケイヒン・アイシン・エクセルが、
   バブル時の高値を抜けて来ているそうです。

   この事からバブル時からの日本を牽引して来たのは、
   自動車セクターだという事と、この先も恐らく牽引していくでしょう。
   その他にも、しまむら・ニトリ・ビックカメラなんか89年の高値を上回っているので、
   専門小売関連もデフレ時のマーケットを牽引していると言えます。
   それから、キャノン・ニコンも意外ですが入っていました。
   日本の技術は誇れる技術、この部分で勝負をしていくという事だと思います。

   合わせて花王やユニチャーム、中国関連と言われていたファナック・ニコン等が、
   バブル後の日本を引っ張ってきたと見ています。

   ここに出て来ないゼネコン・証券・銀行・不動産がしばらく上らないのか?
   戻りは多少はあるのでしょうが、まだまだこれらの業種にまでは回って来ていない。
   この辺が上がってくるまでは、あまり「儲かった」という感じは受けないでしょう。」

なるほど、今回も書ききれないほどの注目トピックが盛りだくさんでした。
櫻井さんありがとうございます!

それでは、今回の企業さんのTYOの吉田社長にお話しを聞いていきましょう!

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写真:ティー・ワイ・オーの代表取締役:吉田博昭さん

TVコマーシャルを製作する会社というのは、元気な会社!
元気な会社がお金を掛けてTVコマーシャルや広告にお金かけるはずがないんです。
それだけ優良な企業さんが、TYOさんの周りにはいるという事です^^

吉田社長は19歳からこの制作業界にいらっしゃるそう。
新しくて自由な感じを受け、CMディレクターに。
吉田社長曰く、「CM制作は工事現場と一緒。朝は早くて夜遅い。」
CMと言えば、華やかでクリエイティブな仕事と思いますが、
現場はCM完成のために、過酷な業務をこなしているそうです!

でも、その現場の人によって撮影され、クリエイターの手にかかり、
完成したCMというのは、素晴らしいものです!
TYOさんの制作するCMというのは、
御洒落でデザイン性があったり、心に残る作品ばかりです。

その代表作が「そうだ、京都へ行こう。」ですよね^^

TYOさんの中でも、いくつかブランドを作っています。
そして、広告主の好みによって広告主自身が、
広告製作のブランドを選ぶという形になっており、
まさにマルチにブランド、イメージ・ブランドを取り揃えています。

こういった特徴とブランドイメージなのか、
石鹸やトイレのCM依頼がほとんど来ないそうです。
やはりファッションや車、ビールのCMなどが多いそうです!
ユニクロさんやトヨタ、イチローさんが出演しているキリンのCMなど、
TYOさんの取引先は有名で知っている会社さんばかりでした。
更に、最近はグリーやモバゲーなどのゲーム関係の依頼が非常に増えているそうで、
CM以来をするという事は元気な会社。
TYOさんにCM依頼のお話しを聞いているだけで、
今の時代の流れにすごく連動しているような感じを持ちました。

更には、もう一つ!ビックリした事が・・
NHKのドーモ君は、TYOさんがデザインをしたキャラクターだそうです!
なので、実はドーモ君はNHKさんとTYOさんの共有物だそう。
すごい裏話です・・!

CM業界2位のシェアというのも納得です。

TYOさんは、3年前になかなか売上に結びつかなかったという、
エンターテイメント部門を売却した事で、
急激に利益がアップ!広告製作会社一本に絞った事で、
お金の流れが非常に良くなったといいます。
そのエンターテイメント部門と言っても、「円谷プロ」というウルトラマンを制作していた会社です。
「やはり、ウルトラマンはすごいです。ウルトラマンに救われましたよ(笑)」と吉田社長。

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写真:会社への思いを強く語る吉田社長。

これを機に急激な伸びを見せていて、3年前までは141億あった借入れが、
3年間で50億を切るぐらいの所まで来ています!
まだまだ伸びは続くと思います、と自信な笑顔を見せる吉田社長^^

「日本経済は今後伸びないと言われておりますが、
 今後の会社の伸びの懸念はないのですか?」

という質問にも、
「日本経済はこれから伸びるとは思っていませんし、業界も伸びるとは思っていません。
 業界もバブル時は250社もあった制作会社が今は97社です。
 そして売上は上位3社にほとんど集中しています。
 全体のCMニーズは2000億、私の会社は現在シェア2位ですが250億のシェアです。
 という事は、伸びるのびしろがまだまだあるんです。
 だからどんどん競争に勝って伸びる、不景気だからこそ、伸びるんです。
 競争のある社会だからこそ、面白いんです。
 普通にやっていたら勝てない社会だからこそ、
 普通じゃない事をする。
 普通にやっていて生き残れる社会だったら面白くないですよ。」
と力強い言葉を下さいました。
自分の会社への自信や誇りというのが伝わってきました!
こんな社長さんが引っ張って行く会社であれば、
これから期待して良いのではないでしょうか^^
と思った河野でした!

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写真:最後にパチリ★左から:櫻井さん、吉田社長、加藤満理子さん

こうやって直接社長さんからお話しが聞けるという事は、
非常に貴重な体験だなぁと思いました!
チャートでは見れない部分の企業の魅力というのを、
企業研究会ではご紹介出来ればと思います^^


という事で、今回の広報レポートはこの辺で★

次回の広報レポートもお楽しみに!!

広報の河野でした♪

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