こんにちは!株の学校123広報の河野です^^
今回の広報レポートでは、月1回の特別企画★
櫻井英明の「独舌インタビュー」の様子をお伝え致します!
今回のインタビューでは、衆院解散による株価への影響などなど、
今の話題についてもお話しして頂きました♪
それでは、ご覧ください~^^
~櫻井英明の「独舌インタビュー」~
取材日:2012年11月21日
写真:左から、櫻井英明さん、123代表泉さん。二人の対談形式のインタビューです!
◎衆議院解散は、今後日本の経済・株価にはどのような効果と影響が見込まれるでしょうか?
河野:解散しましたよね。今後12月16日に衆議院選投開票ですよね。
泉:阿部ちゃん効果!
河野:解散効果と阿部ちゃん効果(笑)はあるのでしょうか?
櫻井:解散効果は、飽きたものに対して新鮮味が増すぐらいのもんでしょ。
それに加えて言えば、マスコミが騒ぎ過ぎという事。
河野:すごいですよね、マスコミ。
櫻井:本当の問題というのは、原発をどうするかとか消費税を本当に上げて良いのかとか、
年金問題をどうずるのかという所だと思う。
マスコミが騒いでいるのは、円安になるという事や金融緩和があるかだとか、
マーケット的な問題で騒いでいるのです。
河野:そうですね。
櫻井:これって、どこか間違えていると思うよ。
決してそうではないし、金融緩和をしたらこの国良くなるのかと言うと、そうじゃないと思う。
既に相当日銀が金融緩和をやっているのに、更にここで金融緩和したって効果ないでしょ。
いじめるんだったら、都銀とか金融機関とかをいじめて、もっと金を貸し出す様にしなきゃ、
いくら金融緩和したって詰まっちゃうだけ。
泉:銀行が貸してくれないんですか?
櫻井:そうだよ。だから間違っているんだよ、今の論理は。
河野;銀行に貸し出しをさせる為には、どういう事をしたら良いんですか?
櫻井:銀行に仕事をさせれば良い、銀行員に仕事をさせるんだよ。
河野:銀行員に仕事ですか?
櫻井:リスクを取らせる。国債ばっかりを買って運用させるんじゃないよって事だよ。
結論から言うと、衆議院選挙をやるとなったって事は、
この何もしてこなかった政治に対して多少の変化の可能性があるって事で、好転するんじゃない。
河野:ここ最近の日経平均の上げも、それを折り込んでですか?
櫻井:そうだと思う。結果については解らないけど。
55年体制というのをずっと続けて来ていたのが終わった。
この次の選挙で自民・民主の共同政権になるんじゃないの。
一時のモードで、橋本さんや石原さんの政権に票が入るんだろうけど、
でもあの人達が何か出来るかっていうと、マーケット的には多分何も出来ないと思う。
第三局が勝つと、不安。
河野:マーケット的にというのは?
櫻井:マーケットインパクトは無いでしょ、好感はしないでしょ。
泉:何かやれないんですか?
櫻井:あの人達の政策には、金融面とか経済の面の政策は一切無いぞ。
実務経験がないんだもん。大阪市の運営が出来ても、国家の運営は出来ない。
泉:これって国民は知らないですよね。
櫻井:民主党が何故失敗したかと言うと、実務経験が無かったからでしょ?
泉:やった事なかったから、何をして良いか解らなかったって感じですよね。いろいろやろうとしたけど、実際は色んなしがらみがあって出来なかったって事ですよね。
櫻井:だから、その二の前を踏むんですかって事だよ。
泉:で、自民党は結構やってたんだなぁ~って感じですよね?
河野:そんな感じしますよね。
泉:じゃぁ自民党に戻ったら、自民党は出来るのかって話もあると思うんですけど。
櫻井:自民と民主の共同政権というのは、数の論理からいってもまとまりやすいし、政策も通りやすいし良いんじゃないの。
じゃなかったら、解散なんてしないんじゃないの。
河野:なるほど、そういう流れがあるかもしれないんですね。
石原さんて、人気があるから何かやってくれそうな気がしてしまいますよね。
泉:まぁ、結局自民党になるんでしょうね。
櫻井:永田町が変化したという点では、好転の話題ではあるんじゃないでしょうか。
河野:長期的な話題ではないんですよね、短期的な話題作りという感じですね。
泉:経営者が欲しいですよね。経営者的な考えの人が欲しいですね。
◎これまでの衆院選では、アノマリーなどはございますか?
泉:アノマリーはありますか?
櫻井:少なくとも、選挙の前と選挙の後では、選挙の後の方が株価が上がっている事が多いんだよ。
過去ずっとそうだっていうのが、アノマリーとしてあるんだよ。
河野:選挙の20営業日前ですね!
泉:選挙前は、持ち合うんですか?
櫻井:ううん、上昇基調の方が多いよ。これは全勝ではないけど。
泉:もみながら上昇ですか?
櫻井:もまないよ、上昇基調だよ。選挙後も高い。
泉:挟んで上昇という事ですね。
河野:9%平均で上がっているんですね。
◎TPP賛成が現在多数との事ですが、TPPをする事によっての効果はあるのでしょうか?
河野:多数と言っても、20%ぐらいと40%ぐらいの違いですけど、
TPP賛成の方が多いそうですよ。
櫻井:TPPというのは規制の緩和だから、変に規制してダメな産業を持っているよりは、
TPPをしてダメな産業を潰して良い物は残した方が、国会運営経済的には良いんじゃないの。
河野:「国内の物が売れなくなる」という意見もあるそうですが。
櫻井:そういう物は、元々売れないんだから、元々売れないものをわざわざ補助金出して生きながらえさせているよりは、
元々売れないんだから辞めさせれば良いと思う。
そういう所にばかりお金を掛けてしまって、お金がどんどん無くなっているんだから。
河野:結局TPPやって、海外の物が増えて国内の物が売れない事が懸念されていますよね?
櫻井:例えば、海外から安い米が入ってきたって、まずかったら食わないだろ?
河野:そうですね!
泉:逆に上手かったら、食べますよね。
櫻井:上手かったら食べるよ?だけど、まずかったら食べないんだから。
それは競争だろ。
泉:普通に競争ですよね。それは、「競争を辞めてくれ」って言っている様なものですよね。
普通に規制緩和してもらった方が、我々としては良いですからね。
櫻井:日本車なんか優秀なんだから、こっちが輸出してアメリカとかヨーロッパ持って行って、
関税低くなって良いじゃない。TPPをやる事によって、こっちも有利になる事があるんだから、
そっちもPRしないとダメなんだ
河野:実力社会になって行っているんですね。
国内自給率が低くなる、というのはどうでしょうか?
櫻井:国民は、国内自給率が低くなるのを懸念するのであれば、国内の物を買うし、
結局何を買うかどうかは国民が決めるんだから。
この政策に対しての懸念は、国民があまりかしこくない事を前提に言われている。
おれは、国民はもっとかしこいと思う。
河野:実力社会になっているんですね。株価とかには影響するんですか?
櫻井:個別企業の輸出産業は良くなると思うし、輸入している所は関税も安くなるんだから、
経済的には良いと思うよ。
◎都知事選も同日に投開票がありますが、都知事選も効果・影響は見込まれますか?
櫻井:ありません!ある訳ない。
本来ならば、相場転換点になりやすいんだけど、衆院選とかぶってるから、今回は関係ない。
都知事選も都議選も、本来であれば株価の転換点に影響したりするんだけど、今回はない。
どちらかと言うと、革新系じゃなくて保守系が勝つと上がりやすい。
◎中国問題は、個別銘柄にも影響しているように思いますが、こちら回復までの見込みはあるでしょうか?今後も影響していくでしょうか?
櫻井:マーケットインパクトはないと思うよ。
あと、根強い問題だから消える事はないと思う。
ただ、戦争はないと思うよ。
◎年末にかけての相場を櫻井さん自身は、どう読んでいますか?
櫻井:言ったでしょ。12月は安いって。
河野:12月は安いですか?
櫻井:夏からずっと当てているだろう。
8,9、10、11月と上がって、12月も安い。
7月が上がったから、12月は安いんだよ。
河野:アノマリーなんですね!
日経平均はおいくらぐらい行きますかね?
櫻井:対して上も下もいかないよ。1万円ぐらいで収まるじゃないか?
河野:泉さんは、いかがですか?
泉:11月は、12月下げるために上げている。
櫻井:言っておくけど、8月、9月、10月、11月陽線ってずっと当ててきているんだよ。
河野:12月は陰線ですか?
櫻井:12月は陰線だな!
櫻井さん、ありがとうございました!
12月は陰線・・という事で、今月の相場もどうなって行くか楽しみですね^^
次回の独舌インタビューは、年末近くの更新となりますが、
年明け相場について櫻井さんにお話し頂こうと思います。
次回の広報レポートもお楽しみに~^^
広報の河野でした!!
株の学校123無料WEB動画セミナーはこちらから↓
株の学校123体験セミナーへお申込みの方はこちらから↓
生徒さんの声を聞いてみたい方はこちらから↓