7月13日(月)に、マスター極めるシリーズが開催されました。
この極めるシリーズは、マスターコースで学んだ人がさらにトレードスキルと相場観、戦略立案等、株取引における総合力を高めるための講座です。
この日の参加者は10名と賑やかでした!
参加した生徒さんたちは、積極的にトレードをしている方ばかり!
最近の相場や世界経済の話で盛り上がる中、レッスンがスタートしました。
このマスター極めるシリーズでは、テキストを見ながらレッスンを進めます。
今回レッスンを担当するのは酒井講師!
そして、オブザーバーとして、大場講師と皆川トレーナーも参加しました。
セミナー開始と同時に、話題は最近の日経平均に。
ギリシャ問題、中国での株価暴落等に引きずられる形で日経平均が下がり、相場に振り回されたという声もありました。
この話を受け、生徒さんから具体的な銘柄を挙げてもらい、どんな戦績だったかを酒井講師が訊くなど、さっそく実践的なレッスンが始まりました。
実践的なレッスンも、マスターコースの特徴!
実際のトレードにそのまま生かせるようにしています。
今日のテーマはダウ理論とパーテーション。
まずはダウ理論の話から始まり、最初に生徒さんに挙げてもらった具体的な銘柄のチャートを見ながらダウ理論を見ていくことになりました。
何はともあれ、まずはダウ理論の復習から。
ダウ理論の基本をおさらいし、間違いやすいポイントについて酒井講師が解説しました。
また、ダウ理論への理解を深めるために、どうしてそのような理論になるのか、ということを、酒井講師が身近な話題を交えて解説しました。
テクニカル分析の一つであるダウ理論ですが、どんなものかを丸暗記しても、どうしてそうなるのかが分からなければ、すぐに忘れてしまいます。
そうならないよう、レッスンでは生徒さんに意味を理解してもらうことを重視しています。
根底から理解することで、千差万別のチャートでも、きちんとダウ理論を使った分析方法ができるようになるのです。
この日は持合いからの判断など、トレーダーが迷いやすいポイントについて詳しく解説していました。
また、生徒さんからは、一目均衡表とダウ理論との共通点はあるかなど、マスターコースならではの質問もありました。
次に、ダウ理論で迷いがちな、チャートレベルでのダウ理論の見方についての解説がありました。多くのトレーダーが悩むポイントということもあり、皆さん真剣に聴いていました。
これを踏まえた上で、具体的な銘柄のチャートを見てみることに。
このチャートにダウ理論を当てはめてみました。そして、ダウ理論を当てはめた時に見るポイントを皆で確認しました。さらに、その後どのようにトレンドを判断するかを酒井講師が解説しました。
参加人数は多いものの、生徒の皆さんは積極的に講師と会話していました。人数は多くとも、マンツーマンのように授業を受けられるのも魅力です!
続いて、トレーダーが悩む持合い時に、どこが売買ポイントになるかを、酒井講師が解説。
酒井講師より、日経平均をチェックする必要性についてお話がありました。
次に、ダウ理論と方向線を組み合わせた時、ダウ理論と方向線が異なるシグナルを出していた場合、どちらを優先して見るべきか、ということを皆で話合いました。
実際のトレード時にこういうことは結構あることで、トレーダーを悩ませる原因になっています。
トレンドを見るなら、やはり方向線を優先して見るべきである、というお話を酒井講師がしていましたよ!
その他にも、判断に困る相場の時は、グランビルの法則やボリンジャーバンドなどと組み合わせて確認すると良い、と酒井講師がお話ししていました。
さらに、大きなトレンドを見て相場の判断をする重要性についてもお話しがありました。
また、今の相場で泉さんならどんな戦法をとるか、といった話も酒井講師はしていましたよ。
もちろんこれは、泉さんの話ですので、各講師陣も戦略はそれぞれ違います。
大切なのは、自分なりの戦略を編み出すこと。
そのために、トレードの経験を積み、様々な相場を分析する力をつける必要があるのです。
このようにマスター極めるシリーズでは、どんな相場にも柔軟に対応できるトレーダーの育成を目指しています。
レベルアップをしたい、という方は、是非参加してみて下さいね!