【株の学校123】7月5日開催!ベーシック極めるシリーズ

7月5日(月)に、ベーシック極めるシリーズが開催されました。
この極シリーズは、ベーシックコースで学んだ人がさらにその見識を深め、トレードスキルを磨くためのレッスンを行っています。
この日の参加者は4名と、こぢんまりとした感じで開催されました。
ベーシックコースのレッスンは少人数のため、講師への質問がしやすいのも特徴!
セミナー開始前から、生徒の皆さんは、最近の日経平均の動きを話し合うなど、大変勉強熱心でした。
特にこの日は日経平均が500円以上下げたこともあり、その話題で持ちきりに!
 
株の話題が尽きない中、いよいよレッスンがスタート!
 
今回極シリーズを担当するのは、酒井講師。
レッスンの最初に酒井講師より、極コースということもあり、資金管理やダウンサイジング、そして、トレードメンタルのことについて遠慮せずに訊いて欲しいというお話しをしていました。

授業の様子1.JPGのサムネール画像

早速話はやはりこの日の日経平均のことに。
ここからのシナリオをどう描くかが重要である、というお話を酒井講師がされていました。
 
この日日経平均が下げたのは、ギリシャ情勢が大きな原因。
ギリシャの住民投票が緊縮財政を受け入れないという結果に終わったため、それを受けて、
 
『ギリシャショックのような経済混乱によって、今後チャートはイレギュラーな動きを見せて、株の学校123で教えている理論が通用しなくなってしまうのでは?』
 
という質問が生徒さんからありました。
このことが気になっている方は多いのではないでしょうか?
 
この質問に対し、酒井講師は
 
『それはない。なぜなら、チャートは情報を織り込んで動いている。マーケットで絶対的な影響力を持つ機関投資家たちは、今回のギリシャの状況をあらかじめ予測した上で動いている。』
 
とお話していました。
 
また、これを機に、長らく上昇トレンドにあった日経平均が下がるかどうか、ということを多くの生徒さんが気にされていました。
ご存じのとおり、このところの日経平均は2万円を割りこむことなく、上昇トレンドを維持していましたが、ギリシャ問題に日経平均も引きずられるのでは…?という疑問を持つ生徒さんも多いようです。それと同時に、日経平均は一時的に下げてもすぐに盛り返すなど、上昇圧力が強いため、「いったいどうなるんだろう」と想像できない、という声も。
 
これを受け酒井講師より、日経平均が2万円を割り込んだ場合と、そうでない場合、両方のシチュエーションを考えてシミュレーションする必要があるとのお話がありました。
様々な場合を考え、それに沿ったシナリオを立てることで、株をギャンブルにせず、資産運用の手段として有効活用することができるのです。
 
 
次に生徒さんから、日経平均の動きについて気になる点があるというお話しがありました。それを受け、皆で積極的に意見交換することになりました。

授業風景2のサムネール画像

チャートを見ながら、生徒さん同士で、積極的に意見交換しましたよ。同じように株を学んでいる仲間の意見を聞くことで新たなことに気づくなど、お互いに切磋琢磨する良い機会になるようです。
 
続いて生徒さんからのリクエストで、具体的な銘柄のチャートを見ることになりました。
方向線だけでなく、一目均衡表を見ながら、今どんな状態かを確認。そして、皆でそのチャートを元にシミュレーションしました。
 
また、別の銘柄のチャートでは、ダウンサイジングをどうするか、という話が酒井講師よりありました。
そのチャートの動きを元に、有効なダウンサイジングの一例を、酒井講師が解説しました。
 
さらに、生徒さんが積極的にチャートを解説し、自分の手法を解説する場面もありましたよ!
また、生徒さんより自分が気になっている銘柄について、トレードのシナリオを立てて、シミュレーションしてみた、という話が。
どこで売ってどこでロスカッするか、ということを解説し、講師と意見交換するなど、積極的なやり取りがありました。
 
そんな中、生徒さんより『色々な指標を見ると迷ってしまい、取引できない』という意見が。
酒井講師からは、『全ての条件がそろった、完璧な銘柄はまずない。そのため、見る指標を絞って取引した方が良い』というアドバイスがありました。
 
様々な銘柄のチャートを見ながら、酒井講師がシナリオを立ててシミュレーションをしていきます。
生徒さんたちは皆真剣に耳を傾け、積極的に質問をしていましたよ。

授業風景3のサムネール画像

また、酒井講師から「普段デイトレやスイングトレードを中心にやっている方は、中長期投資にチャレンジするのも勉強になる」という話がありました。
今の相場は、中長期保有に向いた動きをする銘柄が多く、普段中長期投資をしたことのない方がチャレンジするには持って来いなのだとか。
デイトレの視点と中長期の視点は異なるため、この両方を学ぶことで、相場の見方の幅が広がるということです。
 
さらに、利益確定のタイミングをどこにもって来るかということを皆で考えてみました。
利益確定の場所を相場状況に合わせてずらしていくことで、適切な資産管理とリスクコントロールができるのです。
単純に株価が上がった、下がったというだけで安易に利益確定せず、自分の資産と照らし合わせながら行うことが大切なのです。
 
このように、ベーシック極めるシリーズでは、より実践的な内容を学べ、気になる質問をその場で直接講師に訊けます。
すぐに疑問を解消できるのも、このシリーズの魅力。
普段トレードの中で感じる疑問点をベーシック極めるシリーズで訊いてみませんか?
2015年7月6日開催 ベーシック極めるシリーズ(その1)【株の学校123】


 

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