今回は、大場さんに良い銘柄の見つけ方を教えて頂きたいと思います。
どういう銘柄を買えば良いのか、買ってはいけないのかを知りたいですよね。
東京証券取引所には、色々な会社が上場しています。
沢山ある会社の中から、どうやって選べば良いのかというイメージはありますか?

銘柄を選ぶ時は、自分が知っている会社や業績を選んで買うのはオッケーです。
今、ネットでも新聞が見れますので、記事が出ている銘柄を買っても良いと思います。
後は、会社四季報です。
僕も最初に見た時は、電車の時刻表だなと同じような事を思いました。
銘柄を選ぶという行為は、何を使って選んでも良いと思いますが、例えば記事を見ただけで、いくらで買えば良いのか、売れば良いのかは分からないですよね。
最終的には、チャートを観て、売買の判断をする事が非常に重要になってきます。

例えば、僕が証券会社の営業マンだったとして、ある銘柄をオススメします。
ここで、買いませんか、「買います」と決めた場合は、銘柄を選ぶ行為と実際の売買が一緒になってしまっています。
ほとんどの人が、銘柄選択と売買が一緒になっています。
それを分けて考えていくことが、株をやっていく上では重要になってきます。

実は、株はシンプルなのです。
銘柄を選ぶやり方も、難しく考えるのではなく、必要なやり方を知り、シンプルにチャートを観て選びます。
これが非常に有効です。

緑色の線は、「方向線」と言います。
なぜ、方向線と呼んでいるのかと言うと、株価の方向は上がるか、下がるか、横ばいの動きの3つしかありません。
緑色の線が上を向いているという事は、上昇トレンド中になりますので、株価は上に膨らみ、また方向線に戻ってきます。

・ディー・エヌ・エー
方向線が下を向いている場合は、下降相場中になります。
株価は、どんどん下へ下へと下げていこうとします。
方向線が下を向いている銘柄は、買ってはいけません。
方向線が横向きの時は、株価が上に行ったり、下に行ったりします。
こういう時に株を買ってしまうと、中々利益を出しにくいです。
銘柄を選ぶ時は、シンプルに方向線の向きが上を向いている銘柄を選んでみて下さい。

今チャートを観た時に、勝っても良い銘柄かどうか3秒で判断する事ができましたよね。
そして、方向線の向きを観て、方向線に株価が当たりにくる所が株を買っていくポイントにもなります。
そこだけ見て頂ければ、簡単に銘柄を選ぶ事ができます。