(大場)日経平均の他にどこを見ますか?
(生徒)「MACDとボリンジャーバンド。」
その通りです。順番としては、まず方向線になります。
次に見て頂きたいのは、MACDになります。
授業の中でMACDは、方向線を抜けて買って、ヒストグラムが上に伸びているうちは保持します。
凹んだら、凹んだ翌日に一旦売りましょうと言いました。
このMACDは何を表しているのかと言うと、波の動き、波動を示しています。
ローソク足を、皆さんは見ちゃいますよね。
ローソク足を見ると、上がったり下がったり惑わされます。
陽線、陰線が出たり、長いひげが出たりと。
ローソク足は、はっきり言ってあまり意識しない方が良いです。
見て欲しいのはMACDになります。
買いを仕掛ける時に良いタイミングは、ここ最近のチャートを観ると、ここで日経平均、MACDがデットクロスしました。
これは、3月22日ですね。
赤い線が青い線を割り込む事を、デットクロスと言います。
123では、デットクロスしたら一旦急落中という事で、買いはすべて終わりになります。
そこから見て頂きたいのは、このヒストグラムがデットクロスした後、ずっと下に伸びていますよね。
下に伸びているという事は、方向線が上に伸びている今は上昇トレンド中に変わりありませんが、一旦株価は下げ波動に入ったと考えて良いです。
デットクロスしてヒストグラムが下に伸びている時に買っていたら、それは儲からないです。
この時期に方向線を抜けた銘柄を買っても、翌日ロスカットになってしまうと思います。
日経平均の波動が下を見ている時は、買いは様子見した方が良いです。
すごい売買ポイント、方向線に来ていて、これはと思う物はちょっとやってみても良いかもしれませんが、試しくらいにした方が良いです。
じゃあ、どういうタイミングで次に仕掛けていくのかと言うと、MACDが上に凹んだ時です。
この時点でまた日経平均は、上昇波動に変わったという事になります。
仕掛ける時に一番良い状態は、買いは方向線が上向き、MACDのヒストグラムも上に伸びている時に仕掛けるのがベストです。
(生徒)「これは、習っていないですよね。」
これは、必殺技なのです。今までのでは、やっていません。
皆さんに伝えたかったのです。
中々、方向線で買っても上手くいかないという質問も来るんですよ。
それは、日経平均に合わせて入る事ができていないからです。