前回のビデオでは株価の性質、それから方向線にタッチしに来た時買うという事をお話しさせて頂きました。
今回のVTRでは、鉄のルールについて解説していきたいと思います。

・鉄のルールとは?
方向線が上向きの時、株価の性質。
方向線に対して、上に膨らむという性質を利用していきますので、鉄のルールは、上向き方向線を抜けたら買いです。
こういう所で抜けたら買いです。

では、どうなったら売れば良いのか?
逆に、株価が方向線を割り込んだら売りです。
このように、方向線を抜けたら買い、割ったら売りです。
そして、方向線をまた再度抜けてきたら買いです。
これが、鉄のルールです。

そして、今度は方向線が下向きの時になります。
このような場合は、どうしたら良いのかという事なんですけれども、方向線を株価が上から下に割り込んできたら、空売りです。
では、どのような時になったら、買い戻せば良いのかという事ですけれども、逆に方向線を株価が上から下に抜けて来たら、買い戻しです。
たったこれだけです。

ここで空売りをかけて、ここで買い戻したら、結構利益が出ていますよね。

方向線が上向きの時、方向線を下から上に抜けて来たら買いですよね。
翌日、逆に方向線を割り込んだとします。
割り込んだら売るというのが、鉄のルールですよね。
「抜けたら買い、割ったら売り」が鉄のルールです。

方向線を割り込んだら売るという事は、一見ロスカットになってしまうんじゃないかと思われる方もいると思います。
ですが、方向線が上向きで、翌日割り込んだとしても、若干ですけれども利益になっているんですよね。
これをやっていく事が、最大のリスク回避法であり、負けない技術の根本なんです。
これは、普遍の心理です。

123のルールは、こういった普遍の心理を組み合わせていきます。
これが、相場の原理原則です。

・まとめ
123式テクニカル手法は、テクニカルチャートのみを使います。
そして、方向線をしっかりと見て、株価の性質を利用していきます。
方向線に触りに来た時に、鉄のルールを使いトレードしていきます。
このルールを守るだけです。
めちゃめちゃ簡単ですよね。

最も強力な手法とは、実は最もシンプルな手法なんですね。
シンプルisストロングです!

ただし、落とし穴があるんです。
実は、人間というのは、非常にシンプルな手法であるほど、ルールを守る事が中々できないのです。
何か大きな意味のある物でなければ、ルールを守る事ができない。
そういう風に考えられてしまう方が多いのですが、このシンプルな事をしっかりと守っていく事ができるか、という事がトレードをする上で非常に重要になってきます。

・ルールを守るメンタル
これをいかに強化していくかという事が大事になってきます。
このルールを守り、ぶれないトレード、そして「ぶれない脳」を強化していく事が必要になります。
人間は、どんどん情報を得ないとどんどん不安になって来てしまいます。
しかし、たくさんの情報を得れば利益が出せる物という訳ではありません。

ここで皆さんに1つ、キーワードを言います。
「これ以外は考えないで下さい」
何を新たに入れていくのかではなくて、何を捨てられるか、これがキーワードになります。

鉄のルールはシンプルな手法ですが、実際に方向線で売買をするためには、あるシステムが必要になります。
注文を出すための発射ボタンが必要になるのです。
次回のビデオでは、この発射ボタンについてお話していきたいと思います。