本日は、株の学校123の坪倉講師にお越し頂いています。
今日は、決算を受けてのシリーズ、第3弾になります。
3つ目は、丸紅という会社を選んでみました。

・丸紅のチャート
方向線を僕らは見て、普段売買をしています。
方向線が上向きの時は、株価は上に膨らんでいきます。
方向線が下向きの時は、株価は下へ膨らみます。
方向線が上向いている時は、上昇相場なので基本は買い、方向線が下を向いている時は、基本空売りのスタンスを取ります。
空売りという、株価が下がっても利益が取れる方法がありますが、ここではお話ししません。

丸紅は、2月6日に決算発表がありました。
今、丸紅の株は上昇しているように見えます。
実際に、決算発表後に上昇しています。
という事は、決算発表の内容は良かったように思えますよね。
「税引き前が48%減益で着地、10～12月期は赤字転落」と言う内容でした。

発表されたのは相場が動いている時だったので、長いひげが下に伸びています。
売ったけれども、そこから上がっていますね。
僕ら的に言うと方向線の向きに従って売買しますので、決算発表があった時は、まだ方向線がちょっと横ばいだったので、方向線の下に株価がある時は買いません。
株価が方向線の下から上に抜けてくると、株価は上がりますので、抜けてこないと買わないのです。
この銘柄は、この時点では買いの対象ではないです。
決算の内容が悪かったという事もありますが、僕らはあまり決算の内容を気にしていません。
その後、株価は方向線を抜けてきました。
この時の方向線は、ちょっと上向きになっています。
そうなると、このような場合では買います。
買うと、その後は上昇していますよね。
決算発表を見ていなくても、僕らは方向線を抜けたら買う訳です。
チャートだけ見て売買する方が、実は上手くいったりします。