ー遠藤さんの現在の投資状況をざっくりと教えていただけますか?

そうですね。私は10カ月前にベーシックコースに入塾し、その４か月後にマスターコースに進学しました。最初の8か月位は、なかなか利益が出なかったんですけれど、大きなロスもありませんでした。色々と試行錯誤した8カ月後、大きなきっかけがあったわけではないんですけれど、ふと、投資成績を振り返ってみると、プラスに転じていた事に気が付いたんです。今、投資を始めて11カ月位になるんですけれど、だいたい10～15%の利益を上げている状態ですね。


ー以前はできなかったり、うまくいったりしていなかったようですが、今、月額で利益を出せるようになったのにはどのような経緯があるのか、もう少し詳しく教えてください。

そうですね。具体的に『これ!』というものは無いんですけれど、とにかく8カ月間、ひたすらトレードを続けていました。ロスカットに関しても、どこで切るなど、論理的な話はみんな“頭”の中では分かっているんですけれど、実際の相場で自分がポジションを取った時に、“体”ではできていないという、心と体の不一致の部分がずっとありました。これはスポーツとよく似ていると思っているんです。例えば、体の向きや腰の回転、体重移動など、先生が教えてくださる一個一個は論理的には分かっていても、それを複合的に自分で動かすとなると、またこれがイメージと自分の体の動きにズレが生じている事があると思うんですね。その、体と心のズレを埋めるためには、スポーツと一緒でひたすら反復練習するしかないと思っていました。ですから、授業で教わった事をただひたすら反復練習していました。すると、次第にズレが合うようになってきました。それからというもの、ロスカットポイントで、何の邪心も無く、すんなりとロスカットができるようになりました。



ー『初めは騙されているんじゃないかと思った』という話を聞いた事があるんですけれども(笑)

はい、そうですね(笑)　最初のうちは続けていても、数字として結果が出ていなかったもので。『あれ?これ本当に大丈夫かなぁ?』と、心が折れそうになっていた時期もあったんですけれど、いずれにせよ、株の学校123に入塾してしまいましたし、今更他の学校入り直して、また新しいルールを見つけるくらいであれば、徹底的にいくところまでいってしまおうと思いました。もし、それでも本当にダメだった時は、泉代表に何か言おうかなと思っていたんですけれど(笑)

予定と違って良い具合に進みました(笑)本当に抽象的な、『いつの間にか』という表現になってしまうんですけれど、半分はやけくそというか、騙されたつもりで投資していたのが正直なところですね。

これまでSTSの会など、お会いする機会に色々とアドバイスを受けてきました。一つ一つ振り返ると、今になってようやくその言葉の意味が分かってきました。何気ない代表の一言が今、分かってきています。また、振り返ると、教える側もすごく難しいんだなぁという事も同時に分かった気がします。



ーでは最後に、他の個人投資家さんたちへのアドバイスをお願いします。

非常に地味ではあるんですけれど、ただひたすら続けるだけなんです(笑)もう少し何かこう、明るい事が言えれば良いんですけれど(笑)株というのは、僕が株を始める前までのイメージと違って、意外に地味で、コツコツと堅実なものだという事が分かったんです。ドカーンと当てたり一喜一憂したりするものではなく、地道にコツコツやるという、ただそれだけに尽きます。